マイナスなことがアイデンティティ

*ただネガティブなことが書いてあるだけです。




「冷たいよね」
「人に興味ないよね」
「そのくせ自分のことは人一倍好きだよね」

父親にも歴代の彼女にも数少ない友達にも必ず一回は言われてきた。

それでも最初のころはマイナスなことではあっても、人とは違う部分があることに少しうれしさを感じていた。

でも言われる回数、人が増えるにつれ、苦しくなっていった。うれしさなんて微塵もなかった。

ただ虚しいだけ。

そして思った。

自分は家族のことを愛しているのか、彼女のことを本当に好きだったのか、大事にしてくれる友達を大事にしているのか、と。

この世で一番大切だった母親を13で亡くしたときから、どうせみんないつかいなくなるからと心のどこかで思うようになっている気がする。

だからか、家族親戚からの愛を受けても自分はあまり返さず、

彼女とも別にいつ別れてもいい、振られたってかまわない、、

そんな風に心の中で予防線を張って誰のことも心の底から愛せず、これ窯もそうなんじゃないかって思うと怖い。

それだけに真正面から「大好きだよ」なんて言われるとすぐ涙が出てくる。

人に興味ないって、どうしようもないものか。

興味持とうと思って持つものではないだろうし。難しいって話。

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