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"シェアされやすさ"をどう作るか

今日いくつのツイートに♡をつけたりリツイートしたりしましたか?

ちょっと時間があったらつい開いてしまうTwitter。そこでうまくシェアされた商品やコンテンツは、爆発的に売れたりファンが急増することがよくあります。

今日は最近出会ったその例と、そこからの学びを私がしているような小さなビジネスにどう活かしていくかを考えていこうと思います。

シェアされて日本中から在庫がなくなった例

まずは、こちらのコスメデコルテのネイル↓

このツイートは3月8日の時点で9,525リツイートされ、6.8万回いいねされています。(すごい数!)

私もこれを見て「欲しい!」と思ってお店に行った一人なのですが、見事にどこの店舗もこの色が売り切れで、そもそも倉庫にもまったく在庫がないと。

店員さんいわく「少し前にネットでシェアされたようで、それからすぐに売り切れてしまったんです」とのことでした。さらにはその影響で似たような色も品薄の状態。

特に限定色でもない既存のカラーがここまで急に売れたのもやっぱり多くの人にシェアされたからですよね。


シェアされてフォロワーを増やした企業アカウント

シェアされる方法はいいねやリツイートだけではありません。ハッシュタグをつけて投稿されることで広まることもあります。

そしてそれをうまく使ってファンを増やしたんだろうな、というのが洋菓子メーカーのシャトレーゼ。

公式Twitterのフォロワー数は26.4万人です。

競合の不二家のフォロワーが6.5万人、銀座コージーコーナーが7.1万人なのを見ると、どれだけフォロワーが多いかがよくわかりますね!

しかもシャトレーゼってそこまで大規模展開もしていないし、コージーコーナーより知名度は低いと思うのですごい数字です。


じゃあ、シャトレーゼと他の2つは何が違うのか?

観察してみると、シャトレーゼは一般の人がハッシュタグをつけて投稿したツイートを拾ってリツイートしたり、コメントをつけてリツイートしたりしているんです。

例えばこの投稿もリツイートされています↓

「この新商品が美味しかったよ〜」
「誕生日のケーキといえばシャトレーゼだよね」
「このアイスをこんな風にアレンジしたら最高だった!」

こういった声を消費者が#シャトレーゼをつけて投稿してくれることで商品を自然に知ってもらえたり、新しい食べ方を見つけてもらうことができます。

また、消費者は「ハッシュタグをつけて投稿すると公式がリツイートしてくれる→いいねがもらえたりフォロワーが増える」とわかるので、積極的に#シャトレーゼのツイートをしてくれるわけです。

シャトレーゼすごい…!

そうするとキャンペーンなどの施策にお金をかけなくても短期間で知名度が爆発的に上がりますよね。

他にも企業努力がたくさんあったとは思いますが、ハッシュタグやリツイートをうまく使ったこともフォロワーが増えた大きな要因ではないでしょうか。


小さなビジネスにどう活かしていくか?

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ここからは、上の2つの例をどのように小さなビジネスに活かしていくかを考えていこうと思います。

まず、コスメデコルテやシャトレーゼがなぜシェアされたのか?を考えてみると

1.ついシェアしたくなる明確な良さがある
2.シェアしたらいいことがあるとわかっている

こういった共通点がありますよね。

2つ目はシェアすることで「この人は有益なことを発信してくれる人だな」と思われたり、公式に反応してもらえていいねやフォロワーが増えたりすえる、といったことです。


これを個人単位などの小さなビジネスで考えると、

1.おすすめしやすい(伝えやすい)ポイントがある
2.シェアしたら喜んでくれるだろうな→この人の役に立ちたいなと思われている

この両方、もしくはどちらかが強烈な時にシェアしてもらいやすいのではないでしょうか。

私は普段ブログを運営したりコンサルをしたりしているのですが、その分野で1の例をあげると↓

「アドセンス審査ならこの人がプロ」
「この人はコンサル生の実績がすごいよ」
「初心者におすすめなのはこの人の動画」

こういった伝えやすい明確なポイントがあるとおすすめされやすいし、シェアされやすいと思います。また、「〇〇の人」と認知されることで自然とファンも増えます。

2つ目はもう人間力というか、普段からどれだけ周りと良い関係を築けているかになりますが、それも小さなビジネスにおいてはめちゃくちゃ重要なことだと思います。


今の時代、シェアされることは売り上げやファン化に直結します。

それは企業の商品だけでなく個人でも言えることだと思うので、今回のような例は学ぶことが多いなと思いました。

今日の一枚

3月8日はミモザの日ということで。

それでは!

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