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「一緒にいるから幸せ」ではなく「幸せなふたりが一緒にいる」、結婚記念日に食べたおいしいものたちの話

2週間ほど前になりますが、入籍記念日のお祝いをしてきました。

結婚生活のモットー

暗いですが、ワインです

「これからは夫婦二人三脚で……」という表現は定番中の定番なように思います。一心同体で助け合うことが理想とされているからでしょうか。

うん、わからなくはない。ただ、実際にそのような歩み方が最も心地よいのかといえば、個人的にはそうではないんじゃないかなと思っています。

むしろ、お互いの自由を尊重し合って独立独歩で進んでいく方が、より豊かなような気がしています。せっかく4本ある脚を、3本に減らすのはもったいないじゃないですか

おいしかったものたち

黒板メニュー、テンション上がりますね

そんな我々は、自分たちが食べたいものを各々選び、シェアするスタイル。相手を思いやるのには限度があるので、それならお互いが想いのままに表現した方が潔くて良いです。

ゴルゴンゾーラのポテトサラダ

こちらのポテトサラダはゴルゴンゾーラチーズ入り。サッとでてくるワインのおともにと注文したのですが、これがとっても美味しかった。

粗つぶしのじゃがいもに、人参とゴルゴンゾーラチーズが入っていて、ついついワインに手を伸ばしてしまうような癖の強さが良い。

本日のキッシュ

お次は本日のキッシュ。店主さんに尋ねたところ、カボチャとベーコンを使っているとのことでした。秋らしいねと話しながら半分こ。

キッシュ、スターバックスでアルバイトしていた時によく食べていました。卵からたんぱく質もとれるし、温かくて美味しいんです。

紅ズワイガニのマカロニグラタン

さてさて、見るからに美味しそうなこちらは、紅ズワイガニマカロニグラタン。メニューを見た瞬間、これは絶対に注文しようと心に決めておりました。夫も同じだったようで、ふたりして拍手で迎える。

大きなスプーン

これがね、もうほんとうに美味しくて。メニューにはマカロニと書かれていましたが、ホワイトソースの中から出てきたのはリガトーニ。ズワイ蟹の身と絡まり合い、至福です。

こういうのですね、リガトーニ

メインは、スペイン産イベリコ豚の炭火焼をチョイス。ハーフサイズにしたけれど、実際はフルに近い大きさで提供してくれていたみたい。

スペイン産イベリコ豚の炭火焼

こういう火入れを味わうと、お肉は外(きちんとしたお店)で食べるが吉だなと思います。やわらかく、ジューシー。

個人的に感動したのはおろしたてのワサビが添えられていたこと。添えられていたお野菜とマッシュポテトも丁寧で美味しかった。

最後に、モンブランをふたりで分けました。店主さんがプレートまで準備をしてくださって、私も粋な大人になろうと心に誓う

コーヒーもご馳走になりました

最後に

結婚生活を送る中で感じていることとして、夫婦はふたりでありながらも、あくまでひとりの人間として生きていくにすぎないのだなと。

無理に二人三脚を続けるよりも、独立したふたつの道が時に交差し、また離れ、そして再び交わるような関係の方が、お互いにとって自然で心地良いように思います。

「一緒にいるから幸せ」ではなく、「幸せなふたりが一緒にいる」。私たちはそういう夫婦でありたいなと感じました。

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