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作曲上級 T20.5 (T20.5-K)【簡易版】。「(3・4声)対位法」(その他)

目次(表紙)

対位法
T20.5 「(3・4声)対位法」

(これは「作曲上級」講座【簡易版】です)


目次

■ T20.5  実践

  ・ まえがき
  ①「3声・対位法」  「完成譜」のみ
  ②「4声・対位法」  「完成譜」のみ


まえがき

・それでは、「対位法」の最後としまして、その他、簡単に、
「3声・対位法」「4声・対位法」についてです。
「完成譜」のみです。  過程は、省略しました。


①「3声・対位法(C調)」

「3声・対位法(C調)」の簡単な例です。
「完成譜」のみです。  過程は、省略しました。


(1) 「3声・対位法(C調)」の例  「完成譜」のみ

「3声」ということで、下記のようなパートとなります。
  □ 上声 (ソプラノ)       「メロディー」。「主旋律」
  □ 中声 (アルト/テノール)    「対旋律1」。「オブリガード」
  □ 下声 (バス)         「対旋律2」。「ベースランニング」

「2声」より、面倒になりますが、それぞれ、「音符の長さ(リズム)」「反行」等を、バランスよく、書けるよう練習しましょう。

「2声」では、「上声」下声」でしたから、そのすきまを「中声」で埋めていけばよいでしょう。 いろいろ、模索してみて「書くコツ」を掴みましょう。

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・ちなみに、「中声」では、1小節めが、「下声」では、1~2小節めが、ありませんが、これは、あえて、「各声部」意識させるための技法ですので、好みで結構です。


②「4声・対位法」

「4声・対位法」です。  ・「4声フーガ」の例です。 
「フーガ」についての詳細は、左記リンク先を参考にしてください。


(1) 「4声・対位法(C調)」の例  「完成譜」のみ

「フーガ」「提示部」のみです。
「ソプラノ」。「アルト」。「テノール」。「バス」4声です。

・実践で、「4声」は、なかなか難しいものですが、いろいろ模索するのは勉強になりますので、機会がありましたらやってみてください。

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・また、「コード」のパートは、作曲時、アナリーゼ(楽曲分析)のために、参考に付けたものですので、無視してください。

もちろん、作曲時、「コード(進行)」は、自分なりに、把握しておかなければなりませんから、各自で必ず、「コード(進行)」として、把握しておきましょう。

・ちなみに、「フーガ」とは「4声」の意味ではありませんので、注意してください。


「まとめ」と「あとがき」

「3声・4声」対位法は、簡単にさわり程度とさせていただきました。

・ちなみに、「対位法」の練習では、
「カノン」→「インベンション(シンフォニア)」→「フーガ」と進みます。

「カノン」は、「かえるのうた(合唱)」アナリーゼ(楽曲分析)してみるのもいいですね。

「かえるのうた(合唱)」は、何気なく歌っていたわけですが、「4声」でもあり、改めて対位法として、アナリーゼ(楽曲分析)してみると、いろいろと発見や勉強になりますから、お勧めですよ。。。  ^^