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沖縄アリーナに行ってきた

2023年12月9日(土)念願の沖縄アリーナへようやく行くことができました。
で、もうさっそくですがいきなり沖縄アリーナに到着です。
沖縄県沖縄市にあります。

LEDが映えます
バスケットボールがデザインされた正面
でもサッカーやってるお子さん笑

そういえばこの日、松本ではsupported by セイコーエプソンのアウェイ琉球戦PVが信毎メディアガーデンで行われていましたが、メディアガーデンなんて自宅からでも歩いていける距離なのに自分は現地へ行ってしまうものですからつまり沖縄は歩いていける範囲内ですね日本国内ですからね

冗談はさておき、今回の道中はまた別に書くとしてひとまずこの沖縄アリーナの良さ、琉球ゴールデンキングスがこれから一気に加速していくのではないかという予測をお伝えできればと思っております。

まず正面にはアリーナショップとカフェが併設されており、試合が無い日でも利用することができます。

人多い…
アリーナの観客席に座れます

アリーナショップ見て度肝を抜かれました。
とにかく種類と数が多すぎると。
というか、これだけ売れるということですよね。
琉球の2022年シーズンの物販収入(グッズ売上)が約3億3,000万でBリーグトップなのもうなずけますし、それに比例している売場づくりだったと思います。
カフェは寄ろうとして忘れてしまったので次回の課題です。

着いたばかりですが沖縄アリーナちんすこうのお土産を買いました。
沖縄アリーナ内は完全キャッシュレスです。
もういつまでも試合後に運営やスタッフさんが一生懸命現金数えて過不足出してこれ計算間違ってるでしょ?などと言ってる時代ではないんだと思わされます。そこに時間費やすよりほかにやれることあるでしょ、てね。

上へ上がって正面入口となります。

正面向かって左側にキッチンカーのスペースが並んでいました。

ここでは買いませんでしたがメニューを見ていて思いました。
外ではドリンクとアルコールが売ってないんですよね。
ホワイトリングでもそうですが、ドリンクとアルコールはオフィシャルで一括して販売するようになっているのは琉球も同じでした。
オフィシャルで販売するのはドリンク・アルコール・軽食で、外のキッチンカーでは食事を提供するという感じです。
ただ客側からしたらドリンクとフードで別々に買いに行く手間はありますが、ただドリンクだけ買いたいのにフードの大行列に並ばされたら時間のムダですからね。

そんなこんなで開場時間を迎えました。

フードもペットボトルも
容量関係なく持込不可なのです

もう入場列ができ始めていたので(全席指定なのに…)自分も列に並ぼうとチケット(スマチケ)を確認したら、

ん?1F SOUTH ENTRANCEから入場とあります。
近くのスタッフさんに聞いたところ、入場口はここではないとのことでその1F SOUTH ENTRANCEに向かってみました。

先ほどのアリーナショップの正面からみて右手側に小さな入り口がありました。どうやらここから入場するようです。

というか、よく見ると、、

どうやら自分の買った席は一般入場口とは違うところから入場できる座席だったようです。現地で、しかも入場直前に気づきました笑
なので次回は一般入場口か、複数人でテーブルシートを購入してNORTH ENTRANCEから入りたいと思います。
私はVIPで入れるほどの身分ではないですからね。

NORTH ENTRANCE側は
選手も入る側なので扱いが違います

ということで、1F SOUTH ENTRANCEから入場します!

入場して目の前に広がったのが1F コートサイドラウンジでした。
じつはこの動画を事前に見ていて、ここにいつか入れたらよいよね気分だったのが、本当にここに入れるとは思ってもいなかったのでまったく事前予習なしでした。

いやあ、もうここからすごいですね。
専用のラウンジと専用のバーカウンターがあるのですから。

まだコートも見ていないですがさっそく、沖縄アリーナ名物のキンからとオリオンビールをいただくことにしました。
よくよく考えたらバスケットボールとから揚げとビールは色が同じなので合わないわけがないですよね。

1Fラウンジを体験してみての感想
軽食類はすべて事前に調理済みで、注文を受けたらすぐに渡せる状態。
ビールは自動で注げる機械を導入済みで、とにかく待ち時間を作らせない工夫が見受けられました。
(メーカーは確認できませんでしたがイメージはこれです)

・あくまで予想ですが、完全キャッシュレスでデータが取れていて、来場者数に対していくつ準備すればよいのかを事前に把握できていたような感じ。
・ストローや箸、フォーク、プラカップのフタは別置きで希望者だけ取っていくシステム。あまり気にしていなくて写真撮り忘れたけどほかのクラブはあんまりやってないと思うのでいちおうメモ。屋内の特権ですね。
・直で試合が見られるのでラウンジには余裕がありました。逆に混まないところがあるというのがラウンジの良さなんですね。
・ラウンジと一般客向けのトイレのグレードが違う。(これはわかる人しかわからないです)
・1Fラウンジが利用できる座席では入場時に配られる専用のリストバンドが必要。これが無いとどんなにチケットがあっても座席に戻れなくなります。

マッチデーに挟まれているので
先に確認しておきましょう

ラウンジでもう熱くなってしまったのでさっさとコートに行きましょう。

この高さ位置くらいが
ちょうど良いですよね
T.O側からみて
最前列にスポンサー看板が無い!!
(LED広告で補完できるからです)

実際みて、510インチ(幅11.25m、高さ6.25m、奥行5.5m)の大型ビジョンは迫力あります。
あと、スポンサー看板が1枚もない。全部LEDで出せるからですよね。
パナソニック製みたいです。

さて思わぬ形で1Fコートラウンジを体験できたので2F席より上へ上がってみたいと思います。
もちろんリストバンドを忘れずに。(チェックがあるので心配ないです)

まずは正面に回ってみます。

マッチデーと配布物は希望者が持っていくシステムみたいですね。
これはクラブごとにやり方が違うので良し悪しはつけられないです。

あ、てか事前に再入場できないとなっていたのに再入場できるようになってますね笑
なので再入場の仕組みを体験し忘れたのでこれも次回の課題にします。

2Fにドリンク・アルコールのみのショップが何か所かあったのですが、売る側の人員がとにかく多い。年代からしてバイトさんか地元の大学生かなという感じを受けました。全員赤いTシャツで統一感がありすぐにスタッフさんだと認識できます。またここではないですが年配の方もゴミ回収している姿も見受けられました。
もしかしたら、もうボランティアに頼らずちゃんと求人として雇うという時代に変わっていくのかもしれませんね。
まあそう言うと頑張っているボランティアさんに失礼だろ!と思われるかもしれませんが、問題なのはボランティアさんではなく、ボランティアがいないと運営が回らなくなってしまうことなので、そこはちゃんと区別しなければいけないのかなと思います。

これは事前に把握済みでしたが、沖縄アリーナではトイレの空き状況を現地でもスマホでも確認できるのです。

で、個人的に驚いてほしいのはこれではなく個室の数なのです。
特に女性用は2Fだけで86台の個室があるのですから、いかに自分たちのホームスタジアム・アリーナのトイレの少なさがわかるかと思います。
逆に男性用は個室少ないじゃないかと思われるかもしれませんが、どちらかというと男性は小の数ですよね。ただ、ここではその数が把握できないのとそこをあんまり気にしていなかったこともあり、またハーフタイムも1Fラウンジにいてトイレの混雑状況が見られなかったので次回の課題にします。

多目的トイレの表示が最新になっていました

ごみ箱は統一して「もえるごみ」と「飲み残し」のみでした。
ただ、カップの分別もやっていたという情報もありこれも確認したいので次回の課題にします。

キッズスペースも充実していました。

ぶっちゃけ子どもたちは試合に興味ないので笑、こういった親御さんも時間を使える場所があるスタジアム・アリーナは増えていますよね。
屋外より屋内の強みがまた出た感じがしています。

2Fはひととおり見たので3Fに上がります。

2Fにもフードショップはありましたが、ここが一般席のメインとなるフード・ドリンクのショップですね。
ちゃんとドリンク・フードで動線が分けられている点と、それに合わせてコンコースが広く設計されていて通常の移動の動線も確保できているのが本当に素晴らしいです。
ここもバイトさん多いです。とにかく人数かけてます。

そのショップからコートを挟んだ向かい側にはテーブルシートがありました。

テーブルシートは客側からしたら便利で使い勝手がよいというイメージがありがちですが、人気のない席種のあたりをテーブルシートにすることでそこを埋めることができかつ、客単価を高くできるんですよね。
琉球の場合4人席が24,000円で2人席が12,000円なので、1人あたり6,000円の入場料収入が得られます。これがテーブルシートのメリットなのです。
ただテーブルと椅子を用意すればテーブル席ですとして、さらに価格も一般席より安くしているところはそもそものテーブル席の意味を理解していないように思います。

スイートルームの一部

3Fにはスイートルームが30室用意されているようです。

最上階の4Fに行きます。

ん?なんでコンコースにLED?
と思ったら…

ここはハイウェイテラスと言って、外に高速道路が走っているのでそこに向けての発信だったのですね。
いやあ、細かいところまで良くできてます。すごいです。

バスケットLIVEの中継カメラ
この高さから中継しているわけです

4Fでもトイレの空き状況が確認できます。

4Fの高さからの視点となります。
琉球ではバルコニーエコノミーとしてリーズナブルな価格で観戦できる場所です。

さらに最上段や一角には立見席が作られていました。


沖縄アリーナは1万人収容ですが、実はバスケモードだと約8,500人になります。全座席を埋めてもまだ入れられる余地としてこの立見席が機能してくるのかなと思います。とにかく観戦というよりこの場にいたいということですよね。

だからそんな立ち見でも良いですという同意があるからこそ安価に提供でき、入場料収入にさらに上乗せできるわけです。

4Fに上がると5Fまで広がるラウンジも見られました。
本当に良くできたアリーナですよね。

琉球の2022シーズンの総売上は約23億で、そのうち入場料収入が約10億あり、Bリーグの中でもずば抜けています。
Jリーグだと横浜FMや川崎と同規模の入場料収入なのですが、ではなぜ約8,500人収容のアリーナで10億もの入場料収入を出せるのでしょうか?
当然、ホームの試合数の違いもありますが、それ以上に大きいのがこの沖縄アリーナというハードなんですよね。要は稼げるアリーナなんだと。
自分が体験できた1Fのラウンジしかり、3Fのスイートルームだったり、上層階に広がるラウンジしかり、コートサイドやテーブル席しかり、高単価の客席が売れるから売り上げを押し上げできるのです。

で、高単価の価格のチケットが売れるから4Fの席がリーズナブルに提供できるわけです。この原理は何度も言ってますが西野亮廣さんの「夢と金」に書いてあることなのでぜひ読んでほしいと思っています。そもそもこれが理解できないとクラブはいつまでたっても売上を伸ばしていくことができないでしょう。なぜなら、客数を増やせば売上が伸びると思っているから。だからコロナ禍で客数が減ってしまったのと比例して売上も落としてしまうのです。

いや、こんなにハードに投資できる金なんてないだろと思っている方も多いと思います。そうです、それが身の丈経営なんだと思います。
つまり、与えられたハード内でしか勝負できないわけで、そのハードに投資できるかどうかでクラブの身の丈や、そのクラブを取り巻く周囲の環境も変わってくるのです。
この沖縄アリーナは沖縄市が進めて建設してきたので、そりゃバスケを好きな方々で設計してきたのですからそりゃ稼げるアリーナができるのは必然なのです。

なので、このアリーナは絶対に観に行ってほしいです。
さらに興味ある方はこちらもご覧ください。

おっと、熱く語ってしまったので試合観に行きましょう。
4Fに充電スペースがあったことも忘れずに。

にしてもここまでまとめてみると、まだまだ見落としていること多いですね。
少し期間を置けばまた運営もアップデートしていると思うので、そのタイミングでまた見に行きましょうか。お金貯めておかないとですね。

アリーナの中を3周くらいしてきたので1Fラウンジに戻って飲食物を調達してきました。
余談ですが完全キャッシュレスなので沖縄アリーナではQUICPayを使用しました。事前に楽天カードを紐づけしていきましたが、スマホだけですべて完結できたし使用履歴が残るのでとても便利でした。

ゴールデンサワー
キングスポテト
キングスタコス

そういえば沖縄アリーナのWi-Fiもしっかりしていましたね。
完全キャッシュレスの基盤でもあるので今や必需品です。

そして試合前の雰囲気、とても良いですね。

ボールがボードに挟まってしまうハプニング笑
両サイドのタテビジョンに
コート上の選手のスタッツ
ビジョンの中にビジョンが

ハーフタイムに再びラウンジへ。
ラウンジのトイレは集中していたけど許容の範囲内だと思う。
バーカウンターも並んではいるけど列は長くないのですぐさまオリオンを調達。QUICPayで支払いも秒で完了。

大旗デカ笑

琉球の勝利でGAME1は終了しました。

このあとミニライブもあり本当の最後まで見ていきたかったのですが、この日は断念しました。これも次回観戦の課題です。

ここでも分別を行っていました

これだけ感動した試合観戦はひさしぶりだったように思います。
ここを超えるアリーナ・スタジアムがこれからもどんどんできてくると良いですね。

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