心に残る政権放送-バレエ大好き!-

国民全員によく思われそうなふわっとした聞こえのいいことを言っている候補者は全く記憶に残らない。「こういう人に響いて欲しい」と相手を特定して想像し、伝わるように練った方法で、メッセージを伝えている人の言葉は印象に残るし、響く。

営業をやっていた時、営業手法の「パーソナライズ」(相手のことを想像し、相手に合わせて変えること)を1番のモットーにしていたけど、本質は同じだなあと思う。

私のnoteでも、万人向けにふわっとしたことを書いた時は全然viewは伸びない(書きたいから書くけど笑)。今の所1番viewもlikeも頂けたのは、「強迫性障害」というニッチな疾患を抱えた人に心から寄り添って書いたこの記事だ。本質は同じだなあと思う。

加えて、そこに自分のストーリーも絡めて、「だから私はこれがしたい」と説明している人の言葉は信用できる気がする。この人は本当にこれがやりたいんだろうな、ってことは他の所でもまっとうに働いてくれるんだろうなと思う。今ここで、口では何とでも言うことができるけど、過去の経歴を詐称することは難しいだろうから。総裁選の時も、4候補の経歴を調べてみてつくづくそう思った。高市さんとかテレビで見せてるキャラと本当にやりたいことが全然違う(参考記事: 河野さん岸田さん高市さん野田さん

以上のことによってかよらずか、今日1番印象に残った政見放送は、バレエ大好き党の猪野(いの)恵司さんでした。しっかりネットニュースにもなってるw  猪野さんが訴えた社会問題は、たとえ猪野さんが落選したとしてもみんなの記憶に残るし、自民党だとそういう社会なんだなということも認識されたでしょう。これは暴走でも何でもなく、猪野さんの勝利だなー。

当たり前だけど、良さそうな政治家さんもたくさんいるんだなと政権放送見て思った。

ちゃんと投票しよ。

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