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強迫性障害がどれだけつらかったかと、どうやって治り始めたか。

#強迫性障害

うーん、noteっていうのはもしかしたら、僕が1番やりたかったことをやるために、1番いいプラットフォームかもしれない。「強迫性障害」で検索したら、今苦しんでいる人、治療中の人、昔苦しんでいた人、かなりの数の人と記事が見つかりました。学生もいれば、年上の方もいらっしゃいますね。その中には、治った人の事例を探している人もいらっしゃったので、一度まとめておこうと思います。僕が1番やりたかったことというのは、自分の経験を使って、同じような境遇にある人の力になるということなので。微力ながらお力になれたら嬉しいです。

まず、私の状況をお伝えしておくと、現在治療中です。ルボックスというお薬を朝夕2錠ずつ飲んでいます。4週間に1度のペースでメンタルクリニックに通院しています。通院を始めた当初(約1年前)は2週間に1度のペースだったのが、3週間に1度になり、最近4週間に1度になりました。強迫行為は0にはなりませんが、1番酷かった頃と比べれば1%ぐらいの楽な状態で安定しています。

私にはよく聞く不潔恐怖や確認恐怖はほとんどなかったのですが、数字、言葉に対する異常なこだわりと、それに付随してできてしまった様々な自分ルールに苦しめられていました。職場や路上でも強迫行為が止まらなくなり、「大丈夫ですか?」と声をかけられることもしばしばでした。起きている時間のほとんどを強迫行為に奪われて、何も考えないように頑張るだけで毎日が過ぎていき、疲弊していきました。

私は医者ではないので滅多なことは言えませんが、まだ通院をしていない人には、気持ちの整理がつき次第、なるべく早く通院を開始することをおすすめします。私はやっぱり、通院と服薬を開始してから、どんどん楽になったからです。

私が強迫性障害を発症したのは7〜8年前、大学を卒業して社会人なりたての頃です。誰しも強迫性障害の種は持っていると思いますが、それが異常にエスカレートして、自分が異常者になってしまったと思いました。

4年ほど苦しんだ後、本屋でたまたま見つけた本で、強迫性障害という病気があることを知り、自分がそれだと確信しました。しかし、私は精神科や精神薬が怖くて、通院を始めるまでには更に約3年がかかりました。3年間は自力で曝露反応妨害法をしたりして治そうとしましたが、できなかったのです。通院を始めてもうすぐ1年になります。こうしてnoteを楽しめているのが、回復している何よりの証拠です。

旧ブログでは結構書いていたのですが、noteに切り替えてから強迫性障害のことをほとんど書いていませんでした。強迫性障害の支配から、頭が解放されている証拠だと思います。最近は数字や言葉というより、周りの部屋の生活音や車の音、立体駐車場の音などが気になりますが、そんなものは普通の人でも気になることだと思って流しています。多分、流せているのは多少なりとも、薬のお蔭なのだと思います。薬が恐怖を和らげてくれてるから、強迫行為をせずに流せてるんじゃないかな。薬無しで自力だけで曝露反応妨害法をするのは苦行でしかなかった。

ここからは旧ブログのうち、強迫性障害に関する記事を貼っていきますね。関係ない記事も混ざってますが、治っていく過程がリアルに現れてると思うので、よかったら記事一覧もタイトル流し読みしてみてください。

■記事一覧(旧ブログ)

■カミングアウト

■メモ

■治ってきた

苦しい人、もしそれでいくらかでも楽になるのであれば、ぜひコメント欄などで交流しましょう。TwitterDMでも良いですが反応が遅い可能性があります。

私もしばらくは「強迫性障害」で検索すると思うので、あなたの記事も読むと思います。よろしくお願いします。

追記: きっかけの本です!


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