タイで痔の手術をした夫の話③:シリラート病院探検
シリラートぶらり旅
夫のオペ中、広いシリラート病院をぶらぶらしてみた。
カフェは至るところにあるし、
2階には日本食チェーンも入ったレストラン街がある
1階にはフードコート、
フードコート脇の階段から地下に降りるとスーパーがある。
このスーパーはアバイブーベなど、タイの信頼できるコスメやハーブティーなんかのプロダクトがたくさん揃っているので、
メディカルツーリズムとかいうやつで日本からぢの手術だけしにくる方がいらっしゃったらお土産はここで調達すればいいですよ。
松葉杖や車椅子やパラマウントベッドを売っているお店もある。
欲しがっていた夫のために一応パラマウントベッドの値段をチェックしてみたが、
目ん玉が飛び出るほど高かった。
アップル系のガジェット屋さんもあるしオシャレなメガネ屋さんもある。
そんな感じでなんでもあるがさすがに飽きたので病室に戻って夫の帰りを待つことにした。
死体博物館
ひまだったので日本の姉に電話し、今シリラートっちゅうとこでシリを切っているという話をしていたら、姉が
「シリラートってググったら死体博物館って出てくるけどどういうこと?」と言うではないか。
ハッとした。このシリラートは、私がずっと行ってみたかった医学博物館、またの名を死体博物館がある場所だったのにすっかり忘れていた。
私はかねてから本物の臓器や骨や神経をこの目で見てみたいと思っており、この博物館に興味深々だったのだが、夫はグロいものが嫌いで、他にも行こうと言う人に出会えなかったので何年も行けずじまいだったのだ。
ひとりで行くにはちょっとアクセスが大変だなあと思っていたが、いまならすぐそこ。
しかし、夫を見送ってすぐ行けば余裕だったのに、残念なことにもうあと1時間やそこらで彼は帰ってきてしまう。
「もし自分が手術を終えて病室に帰ってきたら妻がいなくて、あとで「ゴメンゴメン、ちょっと死体見に行ってた」って言われたらどう?」と姉に聞いてみたら、
「うん、永遠に消えないわだかまりになるかもね」と言ってくれたので、今回はやめておくことにした。
ザンネン。。。
つづく
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