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イタリアには『どん底に落ちたら、掘れ』という格言がある

イタリアには
『どん底に落ちたら、掘れ』
という格言があるそうです。

どん底から這い上がろうと
するのではなくて、
むしろどん底を掘ってみたら、
そこには何かがあるんじゃないか。
そこにしかない何かが
あるんじゃないか。
そういう意味なんだそうです。

『もう二度と立ち直ることが
出来ないんじゃないか?』

そう思ってしまうくらいの
挫折を味わったことがあります。

目の前が真っ暗とか、
頭の中が真っ白って、
本当になるんですね。

でも、確かに
『そこにしかないもの』
がありました。

自分がどん底にいると感じた時、
立ち直ろうとするのではなくて、
その時間をしっかりと
『味わってやろう』という感覚でいるよう、
ある日を境に気持ちを切り替えました。

その時にしか見えない景色、
その時にしか感じる事が
出来ないことがある。
好きで行くような場所ではないし、
また、行きたいとも
思わないような場所なので、
単純に落ち込んでばかりだと
すごくもったいない。


もう二度と、そこに
行くことがないかもしれない場所。
だからこそ、二度と見ることが
出来ないかもしれない景色を
目に焼きつけよう、
その時にしか感じることが出来ない
何かを胸に刻もう。そう思ったんです。


生きていく自信って、成功体験ばかりで
身につくのではなくて、
あんな失敗もした、こんな失敗もした。
今、考えてみたら、よく、あんな修羅場を
乗り越えられたな。いろんな事があったのに、
それでも、なんだかんだ何とかなっていて、
今、ちゃんと存在していて、息をしている。
そういった経験こそが、自信に繋がって
いくように思います。

自分の未熟さゆえに
人を傷つけてしまったことがあります。
その人のことを思い出すたびに
今でも自分のことがものすごく嫌になる。

でも、そんな経験があるからこそ、
今、まわりにいる人に
やさしくなれる事もある。

よく自己啓発本などに
『気持ちを切り替えなさい』とか、
『プラスにとらえなさい』とか
書かれていたりしますが、
そんなの無理な瞬間って
やっぱりありますよね?

『お前やってみろよ』
といつも思います(笑)

人は落ち込んだ時、
明るい曲を聴くよりも、
ものすごく暗い曲を
聴いた方が良いそうです。

落ち込んでいる時は、
むしろ、とことん、落ち込んだ方が
立ち直りが早いと言われているからです。

泣かないようにするよりも、
いっそのこと、
泣いてしまった方がいい。
『泣く』には
浄化作用があるそうです。

どん底に落ちないように
するのではなくて、
どん底の近くにいるなら、
自分からどん底を
タッチしにいった方が
その反動で海面にたどり着くのが
早かったりもする。

どん底に落ちたと思ったら、
実はそこはパラダイス
だったということもある。

『今ある道から落ちても
新しい平坦な道がある』


漫画界の巨匠、
ちばてつやさんの言葉です。


夜明け前が一番、
暗いと言いますからね。


なぜかいつも、
チャンスはピンチの顔してやってくる。

どん底をタッチした経験を
『強さ』とか『やさしさ』とか
『生きるチカラ』に
変換していきたいものです。



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