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これから本当に必要なのは『学歴』や『肩書』よりも『独学力』

個人的にはこれからの人生のおいて、
本当に必要なのは『学歴』や『肩書』よりも、
『独学力』なんじゃないかと思っています。

僕自身、ちょっと前までは、
『独学』というと、
『我流』と呼ばれて、
ネガティブなイメージが
ものすごく強かった。

『我流でやると絶対に上手くいかない』

という風潮が根強くあります。

ただ、最近、独学で次々と
実績をあげる人が
急増していると思いませんか?

テニス界の絶対王者ウィリアムズ姉妹を
育てあげたのはテニス未経験の
破天荒な父、リチャードさん。

彼は姉妹が生まれる前から
独学で『ドリームプラン』を作成。
娘を見事世界チャンピオン
にする事が出来ました。

昨日、ミライモンスターという
ミライに羽ばたく金のタマゴ
(若いスポーツ選手)
たちを応援する番組で
見事、中学記録を更新して、
国体で優勝した片山瑛太くんが
紹介されていました。

驚いた事に彼はいつも、
一人で練習しているとの事。

コーチがいるわけでもなく、
完全に独学。
彼の独学力は半端ない。
おそらく彼は陸上をやめても、
十分、これから先、
生きていけるはず。

『日本人は先生病』
という言葉を
聞いた事があります。
日本人の多くは、
何かを学ぶときは、
先生や師匠に
つかなければいけない、
そうするべきだ、
そうじゃないと
絶対に上手くいかないという
風潮がものすごく強い。

ただ、メリットが多くなる半面、
タテ型だけの学びでは、
固定概念や行動の固定化に
繋がってしまうこともある。

そうなると、当然、環境や
状況の変化についていけなくなる
可能性が高い。

これからはタテ型に加えて、
ヨコ型の学びも必要になる。
それが僕の考え方です。

まったく違う業界やジャンル、
地域からの学びを積極的に
取り入れた方がいい。

時代は大きく変わりました。
今や情報は誰でも
簡単にいつでも
得ることが出来ます。
学ぼうと思えば、
別に先生や師匠がいなくても、
十分学ぶことが出来る。

『独学力』さえあれば、
いつでも、どこでも、
他人に頼ることなく
学ぶことが出来るし、
たくさんのお金を
必要としない事が多い。

時代は大きく変わったのに、
多くの人材育成では、
同じ業界で成功した人だけの話や
社内の年長者の経験や知識だけを
伝承し続けているように感じます。

『お前にうちの
 業界の何が分かるんだ』

古い考え方を持った人が
いいがちな言葉です。

今や他業種や他ジャンルから
積極的に学ぼうとする人が
何かと活躍しているように思います。

『独学力』こそが人生全体を
豊かにする手段の
一つなんだと思います。

独学力を高めるために必要なのは、
学ぶことの『楽しさ』や『意味』を
知ることなんだと思います。

僕はプロデュースの
仕事をしていますが、
何かを教えるという
感覚はあまりなかったりします。

どこから情報を得て、
どこをどう見れば、
どう学びに活かせるか、
得た情報を元に、
それをどう応用させていければ
いいのかなどを強く意識して
お伝えしています。

簡単に言うと、
僕なりの『学び方』です。
身に着けて欲しいのは
知識やノウハウよりも『独学力』
情報の入手方法などです。


僕らプロデュースの仕事を
している人間からすると、
『もうあなたは必要ないです』
そう言われるようになる事が
最高の勲章です。


独学力さえあれば、
先生や師匠をあまり必要としない。
当然、僕はいらなくなる。


僕が本当に伝えたいのは、
『独学力』
僕と関わらなくなってからの方が、
ますます、知識やノウハウがどんどん、
増えていく状況になるのが、
僕にとっての最高の形であり、
目指しているところなんです。


先生や師匠から学ぶ事に
なった時も学び方や視点が
まったく違うので、
多くのことを吸収
することが出来ると思います。


本当に大事なのは、
教える側の能力の高さではなくて、
学ぶ側の心構えであり、
教えられ上手か
どうかなんだと思います。


教えてる側も人間です。
相手によって、
チカラの入れ方が
大きく変わる。


教える側のやる気を
マックスに
あげてしまう人は最強です。


これからは学生でも社会人でも
社員研修などでも本当に
伝えるべきなのも、
磨いておくべきなのも、
『独学力』なんだと思います。

学ぶ『楽しさ』や
『意味』なんだと思います。

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