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本当の財産とは、墓場に持っていけるもの

自分の本当の財産とは
墓場に持っていけるものなんだと
思っています。

ある経営者のかたからピンチの時に、
『昔、君のおじいさんに
 助けられたから』

と言って、ろくに説明も聞かずに、
ある会社が商品を
大量に購入してくれて
危機を乗り切った
という話を聞きました。

『資産』は残せなくても、
そういう『財産』を
自分の子どもや孫のために
残してやりたいものです。


明石家さんまがテレビ番組で
『老後』がテーマの時に

『今、持っているお金を全部、
 国に寄付しようとしてんねん
  お金を残したところで、
  ろくなことにならないからやな』

という話をしていました。
何となく分かるような気がします。


本当の財産とは
自分が身に着けたものや
積み重ねてきた経験や
コツコツと構築してきた
信頼関係なんじゃないかと思います。

結局、いつかなくなってしまうモノや
墓場に持っていけないモノではなくて、
自分にとっての本当の財産とは、
墓場に持っていけるもの
なんだと思っています。


人は形あるモノを
手に入れることに対して、
『夢』と名付けて
それを手に入れようとするけれど、
それはいつか必ずなくなってしまう。

僕にとっての財産の一つは
毎日、書き続けている
ブログやSNSの
記事なんだと思っています。

ネット上に自分が悩んでいたこと、
続けてきたこと、
構築してきたノウハウや経験、
そういったものを書きためる事は
今や『貯金』や『保険』
をはるかに凌ぐ
『自分の身を守る』
セーフティーネット。

僕のような凡人は
『私はこういう人です』を
発信し続けなければ
いつまでたっても、
誰にも見向きされない。

いつか、自分の子どや孫が
僕が書いた記事を読んで、
何かを感じてくれたら、
ものすごく嬉しい。

僕が残せるのは
そんな財産くらいなものです。

親が子どもやるべきことは

『子どもの成長の邪魔をしない事』

それと

『世界中の誰よりも、
 可能性を信じてあげること』


自分の可能性を信じてくれている人が
いるというだけで、
人は十分、前に進んで生きていける。

それは、自分の親から
教えてもらった事の一つです。

子どもに本当に残して
あげるべき財産とは
何かあった時に踏ん張れる
『心の支え』
なんだと思います。

それは墓場に持っていけるし、
絶対になくなる事はない。

親からもらったその財産は
いつも、僕の心の中に
残り続けています。
これから先も
なくなることもなければ
色褪せることもない。

それを次の世代にも
しっかりと引き継いで
残してやりたい。

ただ、それだけの話です。

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