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忙しくしている人から『アイデア』や『ひらめき』が生まれにくい本当の理由

アイデアが湧いてくる時、
それは、集中していない時
なんだそうです。

『ぼーっとしている』
あの時間です。

集中している時は
脳のある一部だけが
活性化しているのに対して、
集中していない時は
脳の広い部分が活性化
しているそうです。

アイデアとは自分の
脳の中にある様々な
記憶どうしが思わぬ形で
結びついて、新しい発想や
今までとは違うものの見方
などが生まれてくる。

そのためには
脳の広い分野が
活性化していることが
必要不可欠とのことです。

『ぼーっとしている時』の方が
集中しているときの
20倍も脳は活発に
活動しているそうです。


ぼーっとしている時は
脳の中に散らばっている
過去の経験や学んできた知識、
感情などあらゆる違った分野の
『記憶の断片』をつなぎ合わせる
作業を無意識のうちに
行っているそうです。

そこから、アイデアや
ひらめきという形で
突然、表面化してくるわけです。

ちなみに天才の子の
行動の特徴ひとつに
授業中などに窓の外を見ながら
『ぼーっとする』
というのがあります。

脳の構造上、
納得できますね。

それを知らないと
『何をぼーっとしているんだ!』
と言って『記憶の断片』を
つなぎ合わせている作業を
邪魔してしまう。

集中する時間は
価値や意味があると
思っているので、
いかに集中力を高められるかを
考えたり、そんな時間を
何とか確保しようとしたりします。

ただ、アイデアやひらめきを
生み出したいと思うなら、
むしろ、一見、無駄だと思える
『ぼーっとする時間』を
いかに生み出していけるかが
大事みたいです。

現代人はリラックスするにも
練習が必要だと言われています。

ぼーっとする暇もないくらい
スケジュールを詰め込んでしまうと、
これからの時代にもっとも
必要だと言われている
『創造性』を
育んでいくことが出来ない。

それは、大人にも
子どもにも同じことが
言えると思います。

僕がいつも、意識しているのは、
『何もしないをする』
ということ。
僕にとっては、
その時間の方が
忙しくしている時間よりも
はるかに大事です。

そうじゃないと
効率的に自分の
脳を使うことが出来ないし、
最大限パフォーマンスを
高めることが出来ない。

理論上、いつも何かに
集中し続けている人は
ぼーっとしている時間を
大事にしている人の1/20しか
脳を使っていないことになる。

自分の脳をいかに
効率よく活用することが出来るのか。

いつも、そのことばかりを考えています。

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