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超一流の選手を育てた親たちに共通していること『頭ごなしに怒らない』『子どもの考えを決して否定しない』

新里(しんざと)哲也です。
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才能を言語化&プロデュース
『人は必ず何かの天才として生まれる』
沖縄在住、主にプロデュース、
人材育成、講演、イベント企画、
ビジネスマッチング、オンラインサロンの
運営などの仕事をしております。

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書籍『天才を作る親たちのルール』の著者で
スポーツライターの吉井妙子さんは、
多くの『超一流選手』の親を取材する中で、
ある共通点があることに気づいたそうです。


超一流の選手を育てた親たちには

『頭ごなしに怒らない』
そして、
『子どもの考えを決して否定しない』

この二つの共通点があるということ。


この二つのことを『しない』ことが、
子どもたちの個性を伸ばしていく
大きな要因になるそうです。

頭ごなしに怒られたり、
自分の考えを否定され続けると
それはやがて、強烈な
コンプレックスへと変わっていく。

また、こういった
共通点もあったそうです。
『足し算』よりも『引き算』を
意識している。

親としては、子どもの
才能を伸ばそうと思ったり、
将来のことを考えて、
つい、いろんな事を
やらせようと思って
しまいがちになります。

ところが、超一流の選手たちを
育てた親たちに共通するのは
『何をするか』よりも、
『何をしないか』の方を
強く意識しているということ。

世界的スーパースター、
大谷翔平選手の両親は
『野球の練習をしろ』と
言ったことは一度もないそうです。

そもそも、野球選手になって
もらいたいとは
思っていなかったようです。

『やりたいことを楽しくやらせる』

それがモットーらしいです。

他にもこういう
共通点があったそうです。
子どもが話したいことを
いつでも話せるような
雰囲気や空気を家庭内に
つくっていること。

『親の顔色をうかがって、
子どもが思ったことを
言えないようにならないように
常に意識し続けている』

それと、余計なことには
一切、口を挟まない。

中途半端に経験した人ほど、
監督やコーチのやり方などに
口を挟んでくる。

プロゴルファーの渋野日向子さんの
父親は自身もゴルフの
経験があるにも関わらず、
コーチの指導には、
一切、口を挟むことは
なかったそうです。

『指導者に習ったことと
違うことを僕が教えたら、
子どもは必ず混乱します。
結果的に上達が遅くなってしまう。
だから、子どもが習ってきたことに関しては
一切、口を挟みません』

そう語っています。

ある本にこう書いてありました。

必要なのは子どもの行動に対して、
いかに言いたい事を
我慢して無視することが出来るかが大事。


もちろん、言うべきこと、
言わなければいけないことは
ちゃんと、言わなければならない。
でも、それ以外はいかに
口を挟まずに無視することが
出来るかどうか大事なんだそうです。

今や将棋界のレジェンドとなった
藤井聡太さんの家庭もそうらしいです。

息子がなにかに
集中しているときは
絶対に止めなかったそうです。

何かに集中している時に
『ご飯食べなさい』とか
『お風呂に入りなさい』とは
絶対に言わない。

また、地理が大好きで
夢中になって勉強している息子に
もっと、他の教科も勉強しなさいとは
絶対に言わなかったそうです。
それが今の抜群の集中力に
繋がっているのかもしれませんね。

タレントのさかなクンの
お母さんは水族館の水槽の前で
魚を興味深そうに見つめる息子の
横に立って、何も言わずに黙って
そこに居続けたそうです。
その時間、なんと8時間。
今やさかなクンは
東京海洋大学名誉博士、
客員准教授としても活躍しています。

いろいろと共通点を見ていると
子どものために何かを
やってあげることよりも、
いかに何もしないでいられるかの方が
大事なんだと思えてくる。

ある本に書いてあった、
『子どもがやることに対して、
いかに無視することが出来るかが大事』
その意味がなんとなく
分かるような気がします。

親が出来ることなんて、
ほとんど何もない。
あるとすれば、
『子どもの成長の邪魔をしないこと』
それくらいなもんじゃないですかね。

僕は子どもが3人いますが、
親になって感じていることは、
やることがほとんど、
何もないということ。

親ってこんなにも暇だとは
実際になるまで
想像もしていませんでした。

言うべきことがあれば、
当然、ちゃんと言いますが、
それ以外は基本、
全部、無視するようにしています。

『口を挟まない』
それが一番、難しかったりする。

大人になると中途半端に知識とか
経験があるからやっかいです。
つい、自分の考えが正解だと
思ってしまいがちになる。
自分の言うことを聞いてさえいれば、
上手くいくという、
とんでもない勘違いをしてしまう。

ただ、超一流の選手を
育てた親たちには共通して
やっていることがある。

だから、僕もそれを
真似してみようと思っています。

子どもたちに対して、
ものすごく興味、関心を持って、
それをちゃんと伝えつつ、
なるべく口を挟まない。

今ではだいぶ、無視することにも
慣れてきましたよ。

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