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幸福感を感じやすい体質を持った人たちのことを僕は人生の成功者と呼ぶ

普段、僕らが何気なく使っている
『利益(りえき)』という言葉。
元々は仏教用語なんだそうです。

ただ、仏教では『りえき』とは読まず、
『利益(りやく)』と読む。

神社などに行く時に良く使う、あの、
ご利益(ごりやく)です。

ご利益と聞くと、商売繁盛、
受験合格、健康祈願、家内安全など、
祈ることによって得られることを
そう呼ぶことが多い。

でも、仏教が説く本来のご利益(りやく)とは、
そのような事ばかりを刺すのではないそうです。

本来、仏の教えによって得られた
『精神的恩恵』を意味する。

アメリカのある経済学者が、
世界132カ国で『人生の幸福度と年齢』
の関係について調査したところ、
人生の幸福度は18歳から下がり始めて、
49歳あたりでもっとも不幸になる
ことが分かったそうです。

それは先進国でも途上国でも、
まったく同じ傾向があるとの事。

ただ、49歳で底をついた
幸福度はその後は上昇に転じて、
もっとも高い幸福度を示すのが82歳以降。

その現象のことを
『エイジング・パラドックス(加齢の逆説)』
と呼ぶそうです。

その主な理由としては、若い頃は、
つい上を見てしまうからなんだそうです。

もっとお金を稼ぎたい、もっと活躍したい、
もっと評価されたい、もっとモテたい、
若い頃は基本的に今よりももっと上に
行くことしか考えていない。

ただ、年齢を重ねて年配層になっていくと、
『体が動くだけ有難い』とか
『食べられるだけで嬉しい』
『孫の顔を見るだけで幸せ』
と下を見るようになっていく。

別の言い方で言うと、
『幸せのハードル』がものすごく低い。

人の幸福度は
その人の幸せのハードルの基準値によって
決まると言われています。

どんなにお金持ちでも
数百円の損をしただけでも
ものすごく不幸な気持ちに
なってしまう人がいる。

その反面、道端に咲いている花を
見るだけで幸せな気分になる人もいる。

ものすごいお金持ちの人が
老人ホームに入った時に
そこで5000円の食事が出きても、
ものすごく不満そうな顔をする人がいるそうです。

スタッフの対応にも納得がいかないので
いつもイライラしている。
そんな人がいるという話を聞きました。

それはその人の幸せのハードルがものすごく
高いからなんだと思います。

若い頃、ものすごく苦労した人は
夕食のおかずが一品増えただけで、
ものすごく幸福感を感じて、
スタッフの対応にも心から感謝する。
そんな人もいる。

幸せのハードルがものすごく低い。

テレビなどで大活躍のマツコデラックスさん。

自分はLGBTだと父親に告白した時に

『だから何なんだ』

という態度をされたそうです。

戦争を経験した人たちからすると、
人が火だるまになったり、
目の前で人が死んでいくような
姿を目の当たりにしてきたわけです。

そんな人たちは息子が女装していること
くらいではまったく動じない。

『お前ちゃんと生きているし
 だから何なんだ』

そんな感じだったそうです。

マツコデラックスさんも

『そんな親に育てられたから、
自分がゲイだと気づいたときも
「別に死ぬわけじゃないし」と
あまり悩まなかった。
それをものすごく感謝している。
あの親じゃなかったら今の私はいない』

そう語っています。

『利益(りえき)』という言葉は
元々は仏教用語。
ただ、仏教では利益(りやく)と読む。

ご利益(りやく)の事です。

本来は仏の教えによって得られた
『精神的恩恵』のことを意味する。

最終的にはその人が
どう感じるかだけの話
なんじゃないですかね。

幸せのハードルが極限まで低い人は
息しているだけで幸せを
感じることが出来るはず。

僕の中ではそういった、
幸福感を感じやすい
体質を持った人たちのことを
僕は人生の成功者と呼んでいます。


本日、13時~13時55分
ラジオ番組をライブ配信致します。

沖縄、FMぎのわん(79.7MHz)
&FMコザ(76.1MHz)同時放送
今回のゲスト様は

『4人の息子を甲子園に送った
父が教える 夢をかなえる黄金の5ヵ条 』

著者の砂川正美さんです。

ぜひ、ご視聴ください。

ビジネスの世界で活躍する方々を
ゲストにお迎えするトーク番組
『ビジネス天国沖縄』
毎週、金曜日、13時~13時55分
MC:新里哲也

今回はFMコザから生放送
以下から全国どこからでも
視聴&聴く事が出来ます。

〇FMコザのツイキャス(コメント可能)
 https://twitcasting.tv/fmkoza

〇youtubeチャンネルからも視聴可能
https://www.youtube.com/@presentsfm6356

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