子どもへの遺言

時計を見ろ

「1分先に自分はどうなりたいか」

考えて生きていけ

人の話は聞くだけでも己の糧となる
本も同じ


他人は敵だろうと味方だろうと
自分が体験できなかった事を簡単に教えてくれる
知らなかった世界の扉が自動で開く
自分の引き出しも増える
新しい気持ちが生まれる

生きているときに起こることは何にも無駄じゃない
息をしてる限り全部だ

死んだ人間の事など一切悔やまなくていい
葬式も墓もいらぬ
骨は次の生物の肥料にでもしてくれ
生きていた証も焼くなり捨てるなり好きにしてくれ
私が生きていたことなど
死んでからはどうだっていい
もういないんだから


悲しい淋しいとさめざめ泣く時間があったら
今すぐ泣くのをやめて自分の「先」に足せ
1分でも1秒でも惜しい

お前の人生の時間はお前１人のものだと
「死ぬ」とわかって気付くのは遅すぎるんだよ

とにかく自分の時間を大事に生きて
それだけ