見出し画像

鬼滅の刃から学ぶ令和時代のコミュニティ作り

ニュースを見れば、コロナ一色。

ネガティブな情報ばかりが飛び交ってますが、
そんな中でも、希望となるニュースとして、
劇場版「鬼滅の刃」の公開日程が
公式に発表されました!

(鬼滅の刃ファン以外にはどーでもいいニュースでしょうが笑)

10月に公開らしいので、
その時までにコロナが落ち着いて
映画館で観れるようになっていればいいのですが・・・。

で、今日は、鬼滅の刃から見る
令和時代のリーダー像について
お話したいと思います。

鬼滅の刃って、

・ドラゴンボール
・スラムダンク
・ワンピース

とかを読んでいる世代からすれば、
始めはその面白さが分からない
マンガだと思うんですよね。

(僕も始めは分かりませんでしたが、
読み進めていくうちにガッツリ
ハマりました)

というのも、主人公の炭治郎って

本当に自分に倒せるんだろうか?
もう俺はダメかもしれない!
怪我が痛くてたまらない!
ここから逃げ出したい!


と、ずーーーっと弱気なことばっか言ってます。

これまでなら、

強いヤツを見ると、ワクワクするし、
シュートがうまくなるよう2万本 も努力するし、
仲間のためなら何度でも立ち上がる。

というのが憧れるヒーロー像でした。

だから、ドラゴンボールやスラムダンクに
ワンピースを読んで育った世代からすれば、

「そんな弱音ばっか吐いてないで、努力して
 はよ鬼を倒せよ!」

ってイラッとしてしまうポイントもある。

でも、今の20代から下の世代は、

・生まれた時から不況で
・震災とか突然起きるし
・コロナで変化を余儀なくされる

という時代を生きています。

だから、

炭治郎がいきなり家族を襲われて
妹が鬼にされてしまうように

自分には非がなくても
次々の悲劇に見舞われるから

将来とか過去とか振り返るよゆうもなく
ひたすら今、目の前の逆境を
弱音を吐きながらも乗り越えて
いかなくてはいけない。

という主人公に自分を
重ね合わせやすいのかもしれません。

また、これまでのマンガって、

強敵が現れる

強敵にいったんは倒される

修行して新しい技を身につける

強敵を倒す

というのが繰り返されてきました。

でも、鬼滅の刃には、「修行」という概念がありません。

水の呼吸はいつの間にかすべて使えるようになってるし、
戦いの最中にいきなり日の呼吸が使えるようになる。

今やYoutubeをみれば、世界でトップクラスの人が持っている
ノウハウやテクニックを知ることができます。

なので、これまでのように努力して何かを身につけることよりも
高い感覚に触れることでいつの間にかできるようになっていた。

という方がしっくりくるんだと思います。

また、ワンピースも「チーム戦」という構図を取ってますが、

ルフィー VS 誰か
ゾロ VS 誰か
サンジ VS 誰か

みたいな感じで、局所においてはあくまで個人戦です。

あくまでデュエルに勝てる個が集まるから
強いチームであると。

でも、鬼滅の刃は、鬼一人に対して、
チーム全員で倒しにいきます。

これは今までのマンガにはなかった戦い方だと思います。

僕はYoutubeチャンネルの運営とかもしているのですが、
すべてを一人で完結しているわけではありません。

・出演者
・撮影
・編集
・サムネイル作成
・チャンネルの分析
・動画のネタ作り

と、いろいろな人が協力して
一つのチャンネル運営に
携わっているチームが多いのも
鬼滅の刃っぽいなと思います。


などなど、鬼滅の刃って
ただ面白いだけじゃなく
これまでの価値観とは真逆の
価値観を学べるマンガです。

その時に流行っているマンガやドラマって
時代の空気感を象徴していると思うので、
令和時代って炭治郎的な生き方に
共感する人が多いのかなと。

さらに、コミュニティ作りにおいても
ヒントになることが多いですし。

これまで当たり前のように語られていた

「理想を持とう」
「努力は必要」
「強い個でありなさい」

という昭和・平成の価値観を
令和時代に生きる人に押し付けるのは
ズレているかな〜と思います。

逆に、そんな旧時代の価値観を強要されて、
しっくりこなかった人にとっては
自分らしく生きることができる時代になるかなと。

なので、

「イマドキの若い人の気持は分からん!」

って人はぜひ、鬼滅の刃を読んで、
自分のコミュニティ作りに役立ててください。

では!

サポートしていただいた費用は、世の中をよくするためのお金として使わせていただきますので、ぜひ、サポートをお願いします!