「弱いつながりの強さ」を大切に - PyCon Kyushu in Okinawa 2019を終えて #PyConK
※2019/5/20 リンクを追加(発表のふりかえりブログ)
昨日(2019/5/18)はPyCon Kyushu in Okinawa 2019に参加しました.
感想をひとことで言うと「最高」でした
学んだこともたくさんありましたが、ざっくりまとめると、
連続するひとつひとつの出来事は些細な「弱い」出来事かもしれない
が、それがいつの日か「強い」成果となって自分に返ってくる
(ひとつひとつコツコツ乗り越えられたらね)
これに限るかなあと。
という感想レポを、印象に残った講演や出来事を中心に、Tweet等を引用しつつふりかえります。
ちなみにサムネイルは「一人で歩くと遭難するかもしれない(震え」っていう素敵な琉球大学(会場)の中のジャングルでしたw
【基調講演】弱いつながりの強さ(大城 信晃さん)
「琉大出身の我々はいかにしてデータサイエンティストとなったのか」というのが副題です。
地元出身の大城さんの基調講演は、ご自身のキャリア、特にデータサイエンティスト・コミュニティの文脈で「弱いつながりの強さ」というテーマでお話されてました。
最初、「弱いつながりってなんだろう?」とモヤッとしてしてたのですが、このスライドの話ですべてがつながりました。
「弱いつながり」というのは、
・就職・転職
・キャリアチェンジ(エンジニア→データサイエンティスト)
・コミュニティ活動
・執筆
・講演
...といった、「自分の身の回りでおこるイベント」すべてが、「弱いつながり」となって、それがいつの日か「強い何か」につながっていく。
私はそんな感じで解釈しました、理由は色々ありますがなんてことはない、私も「転職」「アウトプット」「コミュニティ活動」などなどで今のキャリアを実現したのである意味一緒でした。
コミュニティ、Tokyo.R誕生秘話的な話を聞けたのも個人的にはアツかったです。
そんなRの話に触発されて?LTではRからPythonの載せ替え話を勢いでやりました。
さすがにその場で作ったものじゃないですけどね笑
その後、ランチや懇親会などで直接大城さんとお話をさせてもらったりして「弱いつながりの強さ」を改めて噛み締めなおしたりしました。
【Talk】Pythonコミュニティを通じて学んだこと(関根 裕紀さん)
SQUEEZEのCTOで、PyCon JPのスタッフや「Pythonもくもく会(#mokupy)」の運営をされている、関根さん(@checkpoint)の講演。
関根さんのお話は、ご自身のコミュニティ活動をふりかえりながら、「コミュニティはいいぞ!」っていう話で、基調講演の話ともよくシンクロしている素晴らしい話でした。
ほんと、そのとおりすぎる...これも僭越ながら私が過去に書いたnoteの話にもつながっていてなるほど?となりました。
お話を聞きながら、「そういえばPyCon JPの関根さんのアウトプットに助けられたなあ」ということが合ったのを思い出しました。
「いい感じ」というのは「野球が仕事になったよ」という意味です、このレポートの存在地味に大きかったんですよと(ちなみに2014が個人的な初参加のPyCon JP・初登壇でもありました)。
これのレポートがきっかけでPythonもくもく会に参加して関根さんとつながったんだよなあ〜ってところで「これも弱いつながりの強さじゃん!」と妙に納得しました。
【Talk】アイデアを小さく始めて、小さく育てていく方法(Tomoko Furukiさん)
副題「ハッカソンで深層学習モデルを作って運用するまで」
ハッカソンで自分のアイデアを具現化して運用するまでをいい感じにやったふるきさん(@komo_fr)の講演です。
アイデアを発想してから、小さく育てるまでを、
・「塩漬け」になった失敗談
・「塩漬け」状態から小さく切り出して育てるまでのストーリー
・見事、小さく(かつやりたいこと)の小さいプロダクト(MVP)が完成!
こういうMVP(Minimum Viable Product)は考え方として少しずつ浸透してる感はありますが、いい感じにやるのってホント大変(チーム作業ならチームと、自分ひとりなら自分との戦いが)なので、面白いなと。
久々に「Running Lean」を読み直そうかなとも思いました。
機械学習プロジェクトとしてできてるのも面白い。
ちなみに、このスライドの流れがめちゃくちゃ好きです(これはホントそのとおり)
趣味や自分開発でやるのはこういうノリでホント良いと思います!
私の野球もそんな感じだったので既視感がですね笑
自分のはなし - 登壇しました
最後に少しだけ自分の話を。
「スラスラ教える・教わるPython」というタイトルで、プログラミングを同僚に教えて一人前にするまでの話をさせてもらいました。
会場やネットでも色々と反響を頂き、いい感じに話せたのかなと思います。
詳細なふりかえりはこっちのブログにて公開していますのでご興味ある方はぜひ
というわけで私はこれから沖縄最後の夜を楽しんでまいります!
頂いたサポートは、書籍購入・コミュニティ支援および、個人プロダクト(開発中)のリソースとして活用させていただきます。