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令和4年度 第72回税理士試験の結果

2022年11月30日の昨日に令和4年度 第72回税理士試験の合格率が公表され各受験者宛に結果が郵送されました。

そして、本日の夕方に今年の8月2日に受験した簿記論と酒税法の試験結果が、受験の4ヶ月後にようやく到着しました。

令和4年度 第72回税理士試験合格通知

その結果は、昨年度合格点60点に対して5点足りずに敗北した簿記論に無事合格し、直前に諦めた酒税法は予定通りに不合格でした。

今回は、簿記論を合格した要因を考えてみました。

簿記論合格の秘訣

① 継続的な取り組み

② 勇気を持って捨てる

③ 合格率の高い年に全力を注ぐ

1つ目は、簿記論を合格に導くために絶対不可欠な要素として、日々予備校の授業を受けて、復習、演習問題を解く、分からない論点を紙に書いて理解する、このサイクルを継続することに尽きます。

私は、トータルで2年間の準備期間を経て合格することができましたが、1年で1発合格するには、9月から予備校に通って試験直前の7月末まで、上記サイクルを早く習慣化して反復していくことだと思います。

簿記論は、最近流行りの収益認識基準や連結会計、特殊売買仕訳、為替取引など、何度も反復して理解しないと解けない分野が結構あります。
また、本試験の第3問のような総合問題もメモの仕方やスピーディーに解いていくことを訓練しないと合格ラインには届かず、日々の訓練が必要です。

2つ目の勇気を持って捨てるということは、本試験では予備校では扱わない未学習の分野が必ず出題されます。その問題は解こうとせず、未記入で構いません。

令和4年度の第二問でも見たことのない特殊売買仕訳の選択問題が出題されました。私は、最初この問題から取り掛かり、全く解けないので焦りましたが、この様な見たことのない問題は直ぐに諦めて解かない判断をすることです。

正直、緊張した本試験で初見で潔く問題を取捨選択することの判断は難しいですが、TAC予備校でも直前の答練ではその様な訓練を兼ねた問題対策ができるので、捨てる判断をすることが肝です。

最後の3つ目は、簿記論の合格率の変化です。

税理士試験 簿記論合格率推移

上記のチャートを見て2020年の令和の元号が開始以降、合格率の高い年と低い年が交互になっています。2022年は過去最高の合格率ではないでしょうか?

しかし、このトレンド通りであれば、2023年度の第73回では、恐らく合格率はやや厳しくなり、15~18%位にまで絞られるかもしれません。

そして、税理士試験の受験資格の要件も来年度から緩和されることとなり、受験者数の増加が予測されるので、受験者数が14,000~15,000人位になり、合格率が17%だとすれば、2,400~2,500人程度が妥当な予測でしょうか。

ねらい目としては、2024年度の第74回の試験で、合格率が再び20%を超えてくる可能性があります。

一方で、財務諸表論も同じ様なサイクルが見受けられ、2021年度は合格率が高く、2022年度は合格率が下がり、2023年度は再び合格率は上昇するのではと考えられます。従い、2023年度は合格率の高くなる財務諸表論にフォーカスした方が良いかもしれません。



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