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めんどくさがり屋のための『家事』の処方箋

こんにちは、しんやです。

めんどくさがり屋な僕ですが、実は、家事と育児も毎日やっています。


独身時代は家事も全然せず、部屋は散らかり放題、食事は外食か弁当がほとんど(夕食をコンビニに売っている100円の黒糖かりんとうで済ませていた時期も)。


だって、「面倒くさい」から。


そんな僕でも今では、掃除も洗濯も料理も毎日やっています。

最初は分からないことばかりで、パートナーに文句も言われていました。
それでも、色々ネットや本で調べたり、試したり、やってみたりしていくうちにできるようになれたんです。


だから今回の内容は、現在、家事を頑張っている方だけでなく、もっと力になりたいと思っているけど、どうしていいかわからないというパートナーの方にも目を通していただきたいと思って書きました。

そんなめんどくさがり屋でも家庭を回せるようになった考え方やコツ、実際にやっていることを今回、紹介させていただきます。




「めんどくさい」は脳のクセ

まず、どんなときに「めんどくさい」と感じますか?

「部屋を片付けるのがめんどくさい」
「皿を洗うのがめんどくさい」
「洗濯物をたたむのがめんどくさい」
「料理するのがめんどくさい」
「子どもの準備がめんどくさい」
「相手をするのがめんどくさい」

このように、毎日の生活や家事をやっていると「めんどくさい」って感じたことは僕は少なくありませんでした。

むしろ毎日必ずと言っていいほど、思っていました。


このめんどくさいには原因があるんです。



「めんどくさい」の原因とは?

「めんどくさい」と感じることには主に5つの理由があります。

この5つが「めんどくさいの原因」で、この中のどれか、もしくはいつか重なっているときに僕たちは「めんどくさいなぁ・・・」と感じてしまうのです。


実は、「めんどくさい」と感じることって、人間の本能としての働きだったんです。

脳はエネルギーを使うことをとても嫌がります。


たとえば・・・

◆何かを始めるときはエネルギーをたくさん使うので、脳は「やりたくない!」と拒否反応を起こし「めんどくさい!」と感じさせます。

◆疲れたり、眠たいときも脳は休みたいので、「やりたくない→めんどくさい」という反応を使います。

◆不機嫌でイライラしたり、不安や心配でモヤモヤしているような心の状態が良くないときも同様です。

◆初めてのこと、新しいことや苦手意識があると、不安や心配といった感情から脳は危険なことだと認識して「めんどくさい」と信号を出します。

◆「こうしたい」「こう在りたい」という自分の思いと現実がかみ合っていないときにも「めんどくさい」が現れます。


ひとことでまとめると「めんどくさい」は脳が「わたし」を守るための反応なのです。


だからといって、「めんどくさい」し「やらない」という選択をしていると、家事はたまる一方で、育児や仕事にも大きな支障が出ます。

また、脳は危険だと認識していても、家事や育児、仕事のような日常的なものは命に関わる危険なんてほとんどありません。

むしろ、何もしない方が生活上の危機を招いてしまいます。


だから、この「めんどくさい」という反応を抑えることができれば、よりスムーズに多くのことができるようになります。


では、どうすれば「めんどくさい」を少なくすることができるのでしょうか?


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