マガジンのカバー画像

プチ作品集

70
つぶやきポエム・詩・写真・動画・好きな詩の感想などをまとめているマガジンです。
運営しているクリエイター

#自分と向き合う

再生

【逆再生】なんちゃって4面チャレンジ。

【動画編集後記:覆水盆に返らないのはエントロピー】 4面ルービックキューブをリサイクルショップでたまたま見つけた。 実は以前9面ルービックキューブの動画がなぜか再生回数が多かったのだ。 700回再生しか回っていないが、ボクの動画の中では一番再生されている。 ちなみにこちらの動画だ。 https://youtu.be/qZkE7EGLE_4 ということで、いつか同じ内容の逆再生動画を撮ってみたかったのだ。 もちろん、4面ルービックキューブは即購入した。 正直、なぜこの動画が再生されているのか全くわからないが、どうせお遊びなのだから思いつくまま動画をサクッと創ることにした。 この動画の肝は「逆再生」にある。 ちなみにボクは4面キューブは初めてなので、戻し方がまだわからない。 つまり一回こっきりしかできないのだ。 変な緊張感を帯びながら撮影を開始した。 そして、編集作業に入ったときに思った。 「あのカット撮っておけば良かった・・・」と。 あれだけ「一回こっきり」と理解していたはずなのに、即後悔したのである。 ルービックキューブも思わず二度見したことだろう。 「あんた、あれだけ一回こっきりって言ってたじゃん」と。 「覆水盆に返らず」という言葉がある。 器から溢れた水は元に戻ることは無いという意味であるが、もともとは離婚した夫婦は二度と戻ることは無いというエピソードが由来らしい。 所詮ルービックキューブは解き方がわかればいいし、なんならググったらすぐに正解は出てくるであろう。 しかし、人の心は不可逆なのだろう。 さきほどの由来となったエピソードでいうと、復縁することがあれど、それは新たな関係性を再構築したことになるのではないだろうか。 確か不可逆になる仕組みのことを「エントロピー」というらしい。 この世界は「秩序ある状態」から「混沌な状態」へ一方通行のハイウェイらしい。 生卵がスクランブルエッグになることはあれど、スクランブルエッグが生卵に戻ることは無い。 あれ、そう考えるとルービックキューブって凄くないか。 さっきまで「所詮」とか言っちゃったが、秩序ある状態へ戻れるだけでもエントロピーに反旗を翻しているではないだろうか。 ルービックキューブとは時を超え、エントロピーに対抗できる数少ない物体なのではないだろうか。 そう思うと、タイムマシンと言っても過言ではないだろう。 ・・・いや、過言だったわ。 深夜のテンションでそんなことを考えた今日この頃だった。

再生

【理想と現実】自作Tシャツの三原色想定をミスった件。

【動画編集後記:違和感を飲み込む胆力】 今日のお昼ごろに別の動画を撮影していた。 その最中に配達があったので、「もしや!」と思い受け取るとSUZURIで注文していたTシャツでだった。 8月上旬に注文していたので、2〜3週間越しにやっと届いたのだ。 今回は友人や身内の分もあるので7着もあり、会計時には1万円を超えていたのが衝撃だった(汗) 待ちに待った自作Tシャツが届いたので、それまでの撮影していたセットを崩して「開封動画」なるものを撮ってみることにした。 本当はYoutuberのようにできたら良いが、ショート動画ばかり撮っているので30秒ぐらいで収めたものを創ってみようと思ったのだ。 開封までに所要したのは3分で、開封した瞬間の落胆をなるべく再現するように編集を頑張った。 さらに、ショート動画では初めて声を入れてみた。 実は、自分の声ではなく機械音声に挑戦してみたのだ。 自分の声でも良かったが、秒数に合わせてアテレコするのが意外とめんどく・・・難しかったのである。 意外と機械音声の精度も高く、機械音声という違和感はあるが、短い言葉ならなんの問題も無い印象だった。 違和感と言えば、本編の動画であるようにネット上でのやり取りだと、想定していた色味と違うことがある。 今回のイラストは色味が気に入っていたのでショックではあった。 だが、インスタでわざわざコメントしてくれた人が、全然イケてると励ましてくれたのだ。 確かに想定とは違ったが、Tシャツ単体で見たとしたら、ボクとしては全然問題無いのだ。 むしろ、偶然の産物に好感すらもてる。 違和感で凹むこともあるが、データが飛び交う世の中ではこういった想定外の出来事も楽しめる胆力が必要な気がする。 ネット上で交流していた人と実際に会ってみたら印象が違ったなど、今ではザラなことだろう。 だが、その違和感すらも飲み込む胆力があれば、なんだって楽しめる気がする。 今日はそんなことを感じた今日この頃だった。

再生

【地球儀パズル】完成間近にまさかの結末。

【動画編集後記:地球って本当にデカ過ぎるがな。】 久々にショート動画をアップした。 動画&遊び用にとストックしていたが、別のことばかりしていた(汗) なので気合を一発入れるために、気に入ったものをブチ込んでみようと思ったのだ。 その名も「地球儀型パズルッ!!」。 別件の買い物中に東急ハンズでたまたま見つけた一品だ。 一目惚れしたので即決で購入した。 実は10年前も同じようなものを持っていたのだ。 だが、直径15〜20cmぐらいの地球儀型パズルだったので、プチミニマリストを目指す中で即決で捨ててしまっていた(笑) パズルは組んでしまったら、興味がピークアウトしてしまう宿命を背負っている。 しかし、今回のものは拳ぐらいの大きさだった。 これなら邪魔にもならないし、ショート動画としてもうってつけだと思った。 パズルを組んでいる最中も楽しかったし、ショート動画も良い感じに撮れていた。 そして、完成間近になって気づいた。 「おいッ!!1ピース無いやんけッ!!(汗)」と。 紛失したかと思い、大急ぎで机の周辺を探したが全然見当たらない。 というか、開封自体も動画用にとっておいたので「未開封」だったのだ。 しかも、動画撮影用に机の周りはキレイにしていたので、たとえどこかに飛んでいってもすぐに見つけられるはずなのだ。 つまり、もともと「1ピース」無かったのだ・・・。 これまでにいくつかのパズルを購入してきたが、欠損品は初めての経験だった。 正直いうと、めちゃくちゃショックだったし、お気に入りということもあり期待値も大きかったので怒り心頭だった。 不幸中の幸いといえば、 陸地を外れている&南極手前がごっそり抜けていることだ。 パズルとして問題があっても、地球儀としては問題ない。 ということで、まじまじと地球を眺めてみると、平面的な地図と印象が全く違うのだ。 これがとても面白い。 アフリカ大陸がめちゃくちゃデカイのだ(笑) 平面と球体では、縮尺のズレによって、中心の日本から遠い陸地ほど変に大きくなるのだ。 しかも10年前になんとなくで購入した時よりも、世界史や地政学を多少学んだおかげで見える景色が全然違っている。 あらためて地球って大きいのだ。 いつかこの地球儀パズルを通して、世界中を飛び交う生活をする。 実はその決意にリアリティをつけるために「地球儀パズル」を購入したのだ。 メディアアーティストの落合陽一さんが素敵な言葉を教えてくれた。 「質量のあるものは朽ちていき、質量の無いものは忘れられていく」 まさにそのとおりだと思った。 いくらミニマリストを目指してシンプルな生活を目指していても、本当に大切なものすら忘れてしまっては意味が無いのだ。 というか「大切なものを大切にするためのミニマリストなのだ。」 ここ最近それを忘れていた気がする。 地球儀パズルはそんなことをボクに気づかせてくれた。 1ピース足りていない代わりに、気付きを与えてくれたのかもしれない。 そんなことを思った今日この頃だ。

【惑う日々】 救いを求めてうろうろと彷徨う。 不規則な軌道を描く衛星のように。 似た道をぐるぐると廻る。 光を中心に周り続ける惑星のように。 いずれ後悔の連鎖を断ち切る。 静かなる深き夜を切り裂く流星のように。 失われし時を振り返らず。 幾星霜の銀河を駆け抜ける彗星のように。

再生

【一人麻雀】1人だと牌が揃わない件。

【動画編集後記:天と人の狭間にこそ、運が埋もれている。】 待っている時間に一人麻雀をやってみた。 何回かやってみたが、面白いことに自分だけの牌では全然揃わないのだ。 もちろん、一人でやっているからこそ、高得点の役を狙いに行く気持ちがはたらいている。 また、鳴きと呼ばれる他人の捨て牌を取る行為も無いので、牌を取る流れも変わらない。 だからこそ、なかなか揃わなかったのだろう。 麻雀は1人だと牌が揃わない。 といっても4人で打っても、なかなか役は揃わないものだ。 だが、4人で打つからこそ複雑な流れが巻き起こり、確率がべらぼうに低い役満がつくれるのかもしれない。 川の流れのように、予測のできない複雑怪奇な流れの中でこそ、天運と巡り合うのだろう。 ということは、人との交流こそが運を紐解く鍵なんじゃないだろうか。 そんなことを思った暇つぶしの一人麻雀。

【魂の儀式】 燃やし尽くせ・燃やし尽くせ。 魂の奥底からほとばしる熱狂を。 彫り起こせ・彫り起こせ。 遥か彼方に埋もれた自分自身を。 考えつくせ・考えつくせ。 この世はまだみぬオモシロキコトに溢れている。 刻み込め・刻み込め。 己が生きた証を森羅万象に残すのだ。

【ひとりぼっちの仮面】 彼は偽りの道化師。 喜ぶ人々は彼の本当の姿を知らない。 緑の仮面で涙を隠す。 彼は狂乱の道化師。 喜ぶ人々のむき出しの欲望を叶えてきた。 心の仮面を引っ剥がす。 彼は孤独の道化師。 もう一人にはなりたくないから。 延々と道化を演じ続ける。

【はちのじとむげん】 あっちへこっちへ、ふーらふら。 気の赴くままに、ふーらふら。 進まずとも末広がりに歩む道。 そっちへどっちへ、ぐーるぐる。 気が済むままに、ぐーるぐる。 抜け出さずとも何度も繰り返す道。 それでも踏み出す一歩は大きな歩み。 積み重ねていく螺旋の歩み。

【風ト波ト銀河ノ渦】 ぐるぐるグルグルと渦巻いていく。 実態を掴めない風と戯れる。 ぐるぐるグルグルと渦巻いていく。 目に見えない波を漂っている。 ぐるぐるグルグルと渦巻いていく。 姿を捉えられない銀河と踊っている。 あちらこちらで渦巻いている。 巡りめぐる命が廻っている。

【おん・おふ】 カチカチ・チカチカ。 スイッチのランプを灯しては消し返す。 今週はなんだか疲れたなー。 カチカチ・チカチカ。 スイッチのON・OFFを何度も切り返す。 そんな時間を繰り返す。 あっという間に深き夜がくる。 真っ暗闇に灯り続けるスイッチのランプ。

【ちょこちょこ】 ちょこちょこっと合間にちょいとひと口。 口に広がる程良い甘さ。 ちょっぴり天にも昇る気持ち。 ちょこちょこっと合間にちょいとひと口。 口に広がる程良い苦さ。 ちょっぴり地に足つけた気持ち。 ちょこちょこっと。 人生の合間にちょいとあなたもひと口いかが?

【目隠し】 世界は変わる。 だから目を隠したのか。 変化に疲れ、見たくないものを見ないために。 世界は変わらない。 だから目を隠したのか。 変化に飽き、見たいものを見るために。 世界は輝き続けている。 だから目を隠されたのか。 変化させないように 見たいものを見させないために。

【木漏れ日】 ピカピカと輝いている。 荒れ狂う世の中で気持ちよく目覚める。 なんと素晴らしきこの心。 ユラユラ揺れている。 気分の波を漂い森羅万象に目移りする日々。 なんと素晴らしきこの世界。 キラキラ煌めいている。 今日は生きるにはいい日だ。 なんと素晴らしきこの瞬間。

【深き夜】 深き夜がボクを追いかけてくる。 これまで幾つもの夜を駆け抜けている。 深き夜を覗きこんでは覗き返される。 いまだに底の見えない夜を深く潜っている。 深き夜はまだ始まったばかり。 これから幾星霜もの夜を乗り越えていく。 まだみぬ夜明けを迎えにいくために。