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上半期に読んで良かった本、ベスト10!!!


少し遅くなりましたが、上半期に読んで良かった本を10冊に絞ってご紹介します。
(久々のノート失礼します🙏🏻)


それでは、早速10冊書いていきます。

それぞれに簡単なコメントや紹介文も書いていくので、下半期の読書の参考にしていただけると嬉しいです!

1冊目『原稿用紙10枚を書く力』

上半期に読んでよかった本として、一番に思いついたのが、この本。
長い文章を書く意義、そしてそれを行うための考え方や読書術など何をおいても非常に勉強になった。
これを読んでから、自分の文章との向き合い方と本の読み方が変わったと思う。


2冊目『友だち幻想』

現代の人間関係の在り方に関し、的確にその問題点を指摘した上で、その改善案を提示した本として非常に印象深い。
この本に登場する二種の人間関係の在り方の内、現代に適したもの(ルール関係)は、その他の自己啓発本で論じられる「嫌な人とは付き合うな」「嫌われることも時には必要」などを、より現実的な形で説明しているように思う。


3冊目『読書から始まる』

あぁ読書ってやっぱりいいなと思った一冊。
voicyやコラムなどでは発信してきたことだが、僕は本の内容というより、読書という行為そのものに魅力があると思っている。この本は、その部分をやさしく肯定し、丁寧に言語化してくれたように思う。


4冊目『読んでいない本について堂々と語る方法』

本の紹介者としては、やはり推しにくい部分がある。ただ、それを差し引いても、心からおすすめしたいと思う本。
「読む」という行為、それに対する「読まない」という行為。この本を通して、これらの関係について理解を深めることができ、自分の読書の精度のようなものが、また一つ上がったように思う。
ただもちろん、投稿は「読んだ本」から厳選して紹介します(笑)


5冊目『人生はゲームなのだろうか』

すごくタイトルに惹かれた本。
ストーリー、Voicy、投稿など、いろんな媒体で強く推すくらい好きな本であり、いい本だった。
自分が物事を考える上で(特に答えのない抽象的な問い)、どのように思考を巡らせれば、論理的に適切な答えに辿り着けるのかが学べる。


6冊目『物語のあるところ』

書き出しがおしゃれすぎる一冊です。
小説家自らが過去に書いた物語の世界に入り込み、登場人物と一緒に“小説とはなんだろう”ということについて考える非常に変わった本。
内容もさることながら、物事を考えるうえで、仮想の自分と仮想の他者を用意し、想像の対話を繰り広げることが、新たな発見につながるということが自分にとって新しい発見だった(小説家がこのような方法を取っているということも同様に大きな発見だった)。


7冊目『錯覚する脳』

科学や実験等を用いて著者独自の視点から、現代人の認識や一部の哲学を否定し、「全ては脳が作り出したイリュージョンである」と主張する。そして、この主張は最終的には古来の東洋哲学・ブッダの考え方に帰着つするという非常に面白い本だった。
今年読んだ本の中で、一番インパクトが大きいのは間違いなくこの本。


8冊目『ナリワイをつくる』

実現性のある正社員をしない生き方を強く意識した本。
僕はどちらかというと安定思考で、今安定している大企業に就職し、そこで過ごすことになるのかなぁと思っていた部分がある。
しかし、この本を読み、新しい選択肢を感じた。自営業や起業というと、高く感じる個人で生きるハードルも、“ナリワイ”というこの本に書かれた生き方であれば、自分にもできるように思える。
まずは副業から、複業に。最終的には、それをナリワイにしていきたいと思うようになった。


9冊目『分かりやすさの罪』

非常に推しずらい本。その2。
本の要約サイト、流行りの実用書などが追い求める“分かりやすさ”に対する徹底的な批判を書いた本。
僕も頻繁に紹介している本も名指しで批判の対象に。。。
全面的に共感できるという内容ではなかったが、それでも著者の想いや考えは理解できるものでもあった。
そして、こういう理解と共感が揺れ動く本こそ、自分の中身・価値観を作り上げるうえで、必要なのではないかとも感じた。


10冊目『自分とか、ないから。』

最後は、一番良かったソフトカバーの自己啓発本。
非常に脱力感のある本だが、これほどまでに東洋哲学を一気に俯瞰できる本はなかなに貴重だと思う。
7冊目に紹介した『錯覚する脳』と合わせて読むと、科学と宗教の思想が無関係ではなく、深く絡み合っていることを感じられる。


他にも、何冊も悩んだ本がありますが、直感で選んだらこの10冊になりました!

これから、少しずつnoteも投稿していきます!

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