高齢者が引っ越すということ!⑥新生活はじまりはじまり~

★1  ご近所さんは誰?

引っ越し後の生活が始まった。
緊張からか、驚くほどの方向音痴を発動し始めた母だが、なんとか生活できているようだった。

そんな中、少しだけ都会になり、更にはアパート故の近所付き合いの希薄さに、両親はつまらなさを感じ始めたようだった。元住んでいた場所では町内会の役員をずっと努め、近所の多くの方に名残惜しまれて引っ越してきた経緯…。

朝ゴミ捨ての時の、おはようございますの言葉1つ、若い人には面倒なのかもしれないご近所。
表札のないアパートの住人たち。

私としては、少しでも元気なうちに引っ越をすれば、両親に新たなお友達が出来るかな?と思っていたけれど…。

★2 あんなこともこんなことあるよ〜

なので近所の色々なサークル活動などを調べ、紹介してみることにした。

引っ越した先には、たまたま近所に大きな地区センターかあったので、まずは母にそこにある図書館を教えた。

大きな図書館ではないが、とりあえず週1で母は図書館通いを始めた!

次は父だ!
転居前は英会話のサークルに属していた。
なので、こちらでもサークルを紹介してみた!
こちらは失敗😅
レべルが低すぎ会話にならず、とりあえず参加していたが教える立場になってしまい、楽しくはない……と。
長くは続きませんでした。

図書館通いも順調な母には、同じ場所で行われるサークルのひとつ絵手紙も紹介してみた。
こちらは先生も良い方で、引っ越したばかりの母を気にかけてくれて、順調に通えていた。

ある事件が起こるまでは……。

まあ、それはまだまだ先の話。

しかし、解っていた事とはいえ隣に誰が住んでいるのか?近所との交流は?高齢者には不可欠なものなんだと改めて感じました。
味噌汁の冷めない距離も、道路一本で別の町内に。

交流がなかなか難しい……。

そして何より、私自身少し希薄な近所付き合いを、楽と感じている人種なのだから…。



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