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高齢者が引っ越すということ再び! ③ 安心をお金で買うと言う事

★1  高齢者住宅の種類

前回、高齢者住宅を借りようと探したが夫婦二人で一緒に入れるところがない💦

ホトホト困っていたところに、またしても妹から高齢者専用マンションって買えないの?と…。

毎回驚くことを言い出す妹(笑)
やっと不動産を手放したのに、また??
ましてや何年住めるかわからないのに?

この後妹から、ここはどう?こんなのもある!どう?近くないの?
と、怒涛のように情報がやってきた。

無理無理〜と思っていたが、そんな中金額が目に入った。
近くに住んでいると、最初の情報が独り歩きしていて当時話題になった高級マンションのイメージがあったが、不動産は値段が下がるのね(笑)

そして、当然高齢者用マンションなので言い方が悪いが、ある時期が来ると皆さん次のステップ、施設へと移動するので空きが出るらしい。

ありがたいことに車で20分のところにそのマンションはあった。

二棟並んでいて、まあまあ選び放題。
そして、お値段も選び放題。

わたくし、計算は得意ではないの(汗)
でも、割り算は少しできる笑笑

計算しましたよ。いっぱいいっぱい。

今住んでいるところの家賃や光熱費などなど。

一番悩んだのが、買ったあとの管理費!
看護師が常駐、食事の提供ができる場所、受付常駐、至れり尽くせりにかかる費用である!

★2 これは必要不必要

高齢者マンションは、至れり尽くせりなのである。

もちろんそれが売りなので当たり前なのだが。

母は料理を作る。
だから、食事の提供はいらない。
でも、実食代はかからなくてもそこで働いている人たちの給料は管理費に含まれてくる。
大浴場がある。利用すると水道代もかからず便利だが共同のお風呂を使ったことのない母はそれは嫌だとこれにも管理費清掃費などが。

使わないけど、見えないところで掛かっているであろう費用。
不必要な費用だ!

ありがたいこともたくさんある。
いつ何時も、私が今までしてきたことをインターホン1つで解決してくれる受付スタッフ。
看護師さんの常駐。
コロナ禍外に出なくても運動できる施設。
図書コーナー。
いつ出しても良いゴミ。

そして、外出していないのに半日以上トイレを使っていない場合の生存確認。
これらはとても必要な費用!

このありがたいことが、見えない金額に勝った。
私の計算は現家賃と買値の割り算だけ(汗)
この先お金が足りなくなるかもしれない。

でも、考える余地はなかった。

1番大切なのは、今両親が二人で暮らせることなのだから。

★3 選択肢は人それぞれ

潔く今持っているお金をすべて使って人生を全うしてもらおう!

これは、両親がしっかり年金を貰えているから出来ることだ。

贅沢をせず身の丈に合った暮らしをしてきた両親と、その両親に自分の足でそれぞれ生きていけるように育ててもらった私達だから出来た選択かもしれない。

最低限の年金しかない人たちは、本当に大変なのだ。

現に、もし今自分たちの生活がカツカツで大変だったら、こんな選択は出来ていないのだと思うし、両親との関係性も大きく左右するのだと思った。

さて、引っ越す場所をなんとか決めた!
その手続きはまた最初の引っ越しと同じで大変な労力となった。
が2度目ゆえ少〜〜しだけ手際が良かった……かも(笑)

しかし、やはり引っ越しはまたまた断捨離からの始まりだった(涙)





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