見出し画像

ちょっとした幸運

対面面接の帰り道。
頭の中で一人反省会
何をしてても集中できないし、
何をしてなくても考えてしまう
そんな気がそぞろだった午後。

自分へのご褒美に古書店に行くと決めてたその日。
お店に入ると高ぶっていた神経がゆるやかに落ち着いて
本の香りに包まれた。
本に囲まれている時の香りがとても落ち着いて好き。
私を読んで私を見て。とまるで本が話しかけてくるような
あの空間はやわらかい知性に満たされている心地がする

一ページ目の文章に心惹かれた一冊をもってレジに行き、
お会計をすると、今くじをやってるんです。って。
可愛らしいクマさんのしおりを選んだら
まさかの当たり。
ワゴンの中から好きな本選んでくださいって
ワゴンにある本どれもがキラキラしていて、
うーん決められない。
ゆっくり眺め、ゆっくり題名に想いを馳せ選んだ一冊。
どんな物語が紡がれているのか読むのがとっても楽しみ。

小さな幸運が巡り合わせてくれた
一冊の本との出会い。
これからこの子はわたしにとっての幸運の象徴になるのかも。
お守りがまた増えた。

就職活動はまだ先の見えない真っ暗闇の中だけど、
小さな幸せを見落とさず
毎日を大切に過ごしていたい。

お心遣いありがとうございます。 ゆるりと書き、言葉の温かみを学んでおります。