金星と時間
「〜時は金なり〜」
みなさんは金星と聞くと思い浮かべる物はなんでしょうか?
美・芸術・お金・恋愛他にも様々あると思いますが、今日は違った切り口から金星を紐解いていきたいと思っています。
例えば、ある人と出会って恋に落ちるそして時間が経ち恋とは違うものになる。
とても可愛らしい赤ちゃんが、年頃になり見目麗しい絶世の美女になる。
そして時が経ちとても聡明で美しい貴婦人になる。最後はシワだらけの目に強い光を秘めた変わらず美しいまま亡くなる。
骨董品もそうだが、新品の状態だけが価値があるのではなく、ビンテージ品などその年月に見合った保存状態やプラスαのものがあってはじめて成り立つ物である。
そうでない代物は中古品だと思っている。
金星が支配している年齢域が15〜24歳。
言葉にする時少し語弊があるが、感覚的にはteenagerなのだ。
近年話題のルッキズムを絡めて紐解くと、若く美しい程に価値がある。
しかしそれは何も対策を打たない場合に限るが。
美はお金を産むのだ。金星のマークに象徴される様に若く美しい女性が優位。
しかし、金星の罠は時は金なりという事。
金星だけにしがみついて生きていると、必ず足元をすくわれる。
この世は投影でしかなく、外見の美しさも内面を表現する手段に過ぎないわけである。
日本で言う世界3大美人は、クレオパトラ・楊貴妃・小野小町だか、彼女たちは金星を表現する手段としてしっかりと水星を使っている。
聡い女性と言うのは自分の美を守る力にもなる。
知識がある、教養がある、文章が書ける、巧みな話術がある。
それだけで人を魅了する事ができる。
金星の対応星座は牡牛座と天秤座でこの二つの美も全く異なる。
また、その人ごとに対応する金星星座は違うので、全く違った金星の輝きに溢れているはずなのに、どうもみなあまり発揮しきれていない。
何も考えずに金星を発揮し切れる年齢域を超えると、あっという間に金星単体の価値が下がってしまう。
金星はそれだけで使うにはあまりにも幼く、庇護を必要とする天体なのだ。
なので必死にアンチエイジングや若作りに勤しむが行き過ぎると一転して醜く映ってしまう。
金星の年齢域を超えたら、自分の太陽を使う意思を、太陽に準ずる自分の中の金星の美そしてそれをサポートする水星。
その次の火星を使う準備をする事が人生において、常に成長する為のポイントである。
「時は金なり」とはよくできた言葉で最初の甘い瞬間は刻一刻と変化する。
金星は足の速い惑星であり、みなが平等に観測できる時計と同じ時間軸にある。
しかし、本来一人一人流れる時間は違っていて、金星だけに囚われる人生はあまりに虚しい。
人々は精子の競争から始まり、限界を越える為に生きている所もある。
金星は本来愛と調和の星であり、現代に至ってはその金星が傷ついている人が余りにも多すぎる。
愛憎問題・金銭問題・美醜の問題、その表現方法が稚拙である。
自体が変わり、水瓶座が社会の根底になる時代。天王星色がいいアクセントになり、その他風星座、双子座(水星)天秤座(金星)も重要な役割を果たすだろう。
これからは知性が武器となり、自分の中の美しさを存分に発揮できる時代になる。
自分だけの美をお金にでき、オーダーメイドのパートナーシップ、自分だけの楽しみも全て可能な時代になる。
忘れてはいけないのが、土星を無視した生き方は決してできないと言う事だが、それはまた別に機会で書かせていただこう。
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