- 運営しているクリエイター
2022年11月の記事一覧
671: Creedence Clearwater Revival / Have You Seen The Rain?
日本で一番有名なCCRの曲は、この曲でしょうか。 1970年にリリースされたアルバム『ペンデュラム』(US5位/UK8位)に収録されていたこの曲、アルバムから唯一のシングルとしてヒットを記録しています。(US8位/UK36位) 従来のギター・サウンドに加え、ピアノやオルガンが多用され、サウンドの幅が広がった作品でした。 一方で、ほとんどの曲を書き、リード・ヴォーカルとリード・ギターを担当し、さらにピアノやサックスも演奏するジョン・フォガティの才能ばかりが注目されることにより、バンド内に不協和音が広がった時期でもありました。 ここで歌われている「雨」には諸説あって、当時のベトナム戦争で使われた「ナパーム弾」を意味すると言われたこともあったようです。 実際には、ヒットを連発し順調だったバンドが、前述したような理由で上手くいかなくなったことを「雨」に例えたということのようです。 1971年、ジョンの兄のトム・フォガティが脱退。 バンドは、1972年にアルバム『マルディ・グラ』をリリースしますが、このアルバムを最後にCCRは解散します。
664: The Doors / People Are Strange
エコー&ザ・バニーメンに大きな影響を与えたバンドの1つがドアーズ。 1987年の映画『ロストボーイズ』サウンドトラックでは、ドアーズの「まぼろしの世界」をカヴァーしています(UK29位)。 彼らのカヴァーも良いのですが、ここは本家のオリジナルを。 1967年にシングル・リリースされ、US12位のヒットを記録しています。 余談ですが、この曲が収録されたアルバム『Strange Days』(US3位)の邦題は『まぼろしの世界』ですが、タイトル曲の「Strange Days」の邦題は「ストレンジ・デイズ」です。 さらに、この曲「People Are Strange」の邦題が「まぼろしの世界」と、何ともややこしいことになっています。