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小さなロスが許せず、取り返しのつかないことになる前に

みなさんおはようございます。以前地元のお寺で和尚さんから聞いた話ですが、とてもためになった話であったため、お話しさせてください。

ある日息子にお使いを頼んだ母親が、財布を受け取った際、5,000円足りないことに気づき息子を問い詰めたそうです。どうやら息子はお金を落としてしまったようでした。

お金を落とすなんてことはよくあることですが、金額が大きかったため、母親はすごい剣幕で息子を怒ったそうです。その後、息子がどうなったかといえば怒って家を飛び出したとのこと。当然そうなりますね。

しかし不幸なことに、家を飛び出した途端、出会い頭に車と衝突してしまいました。そしてその息子は大怪我をしてしまったとか。

その後母親は自分が小さなことで激昂したことを深く反省したとか。たしかにお金は大事だとはいえ、交通事故という取り返しのつかないことを招いてしまったことに変わりはありません。息子に命があったのは不幸中の幸いでしたが、一歩間違えれば、息子は亡くなってました。

私もこの話を聞いて小さなことで怒らないように気をつけたいと思いました。怒らず、注意を促す程度にとどめておけば、交通事故は起こらなかったわけですし、もし子供を失うようなことがあれば、お金が返って来たって何の意味もありません。お金を失って怒りに燃えるようなことはあってはならないと思いました。

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