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移住への憧れと怖さ

私は今年29歳。
ずっと福岡県の福岡市内に住んでいる。
学校も仕事場も市内であったため、実家暮らしだ。いつか一人暮らしをしたい、そうずっと思っていた。

私はもう10年、毎年必ず京都へ行っている。
行かないと自分の中の何かがダメになる感覚がある。理由は分からない。
ただ土地の空気感や気に入っている場所が、私にとても合っていて、心が安定するのだ。

昨年の春、桜を見に向かった。
ちょうど着いた日が桜の満開日として報道されていた。どこを歩いても満開の桜が美しく、改めて四季折々楽しめる都市だと感じた。

私は普通のホテルには止まらずに、ゲストハウスに泊まることが多い。その時に、同年代の女性と出会ったのだ。
『親族から古民家をもらって、そこをリノベーションして人が集まれるカフェを作りたい』
そう夢見て、起業して、東京からやってきていた子だった。今回は打ち合わせのために訪れたという。「せっかくの人生、やりたい事を頑張ってやってみたい」と笑う彼女を見て、私は感銘を受けたのだ。
近い歳の女性が、東京と京都を往復しながらお店を作っている。ゆくゆくは京都へ住むと言う。

『私も、京都で働いて、住んでみたい。』

実は小さく思ったことはある、でも夢のまた夢のような、私の願いのひとつが、グンと大きく前に出た瞬間だった。

2024年に入り、この気持ちは途切れることなく今もある。先日は思い切って、無料というお手軽さもあり、京都在住の方とキャリアミーティングをした。
話をする中で、具体的に移住・転職の話になればなるほど、自分の中で恐れが強くなることに気づいた。
「本当にいいのか?」
「お金はどうする?」
「いきなり移住で初めての一人暮らし?」
「上手くいかなかったら?」
などなど、なんとか逃げようとする心の声が囁く。私は尻込みしているのだ。
でもいつまでも時間は待ってくれない。
これは早めに決断して飛び込まないと、また熱量が消えてしまうと直感的に感じていることなのだ。なにかと言い訳を考えて、自分を今のまま留めてしまう。それでいいのかどうか、自分で判断ができない。
今、とても悩んでいる。
沢山のことを天秤にかけて、ぐるぐる悩んでしまう。

……つらつら書き連ねてしまったけれど、こうして言葉で残しておくと自分の整理にもなるかと思って、noteに書き出してみた。

もしも、この記事を目にして、「京都に住んでいる」「移住してみた」「こういう考え方もある」など、アドバイス等頂けたら大変助かるしありがたい。
誰かと繋がれる可能性を考えて、noteを選んでみたので、もしもコメント等残していただけたら嬉しいです。


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