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負けんなよ

こんにちは。さてさて、本日はどんな知的でスマートな本に出会えるのか…kindle図書館 館長よっちゃんの今日のおすすめはこちら!

真宮五郎さんの「負けんなよ」です!
真宮さんは、ご自身の人生をㇲトレートに表現しています。


前著「直腸癌からの起死回生」もそうです。ストレートに私たちに向かって思いを伝えてくれています。きっとそれが真宮さんのスタイル。お人柄なのかもしれません(^^♪


(「直腸癌からの起死回生」は、ステージ4から回復するまでの体験談。読んでいただいた方が元気になれたら、闘病している方の明日への活力になれば、という気持ちが込められています。私の本は、母の大腸がんの闘病と看取りまでの話で、最期を迎える前情報として役に立ててもらえたら、という気持ちでしたので、ベクトルは反対ですが、ご縁があるなあと感じています)


kindle図書館では、個性の要である「体験」からの出版を大切にしているので、真宮さんの人生を綴った本「負けんなよ」を、本日紹介させていただきます😊

表紙にも出ていますが、真宮さんは児童養護施設で育ちました。

児童養護施設:
親がいない、または一緒に住めない事情がある子供を自立まで養育する施設

何となくは知っている、でも普段は見聞きしない情報。そんな人が多いのではないでしょうか。真宮さんを通してそこで育っている、生活している子供の気持ちがつづられていますが、具体的でせつなくなります。学校での親がいる子供の態度や言葉に傷ついたり、どうしても比較してしまう思い。日々どんな気持ちで生きてきたのか真宮さんのあるがままの人生がつづられています。


人生山あり谷ありは誰もが通る道ですが、読んでいると谷が多い感じがして辛く苦しい道のりだったのだろうと自分の人生の苦しかったあれこれを投影しながら読みました。

また、母親ではなくても母親のように懸命に育ててくれた養護施設の幸子先生。幸子先生なくして、今の真宮さんはいなかったと思われますが、そんな先生と巡り合ったのも真宮さんにとっての奇跡ですよね。また、奥様や奥様のお母様からは惜しみない愛情を受け取っているとのこと。この素晴らしい出会いも神様の采配かと感じながら読ませていただきました。


私の感覚では、辛いことと幸せなことの大きさはほぼ同じなので、辛さ苦しさが大きかったからこそ、真宮さんが今かみしめている幸せや愛情も大きく深い物なのではなかいかな、と読んでいて感じました。


介護員になった時の辛く苦しいエピソードが詳しくありました。私も介護に携わっていたので、現場の大変さは多少は分かるつもりですが、かなりの辛い職場でしたね。介護業界は専門学校を卒業して入ってくる若い人がいる反面、事情を抱えて入ってくる人も多いので、働く場所によっては人間関係が難しい場合もあります。


現在は介護老人保健施設で相談員をされているとのこと。これまでの人生を何とか乗り越えて今の真宮さんがあるのだな、と思いました。そしてすべてを受け入れて、包み込んで生きている懐の大きさが伝わってきました。


児童養護施設の子供たちにエールを送るこの本。多くの子供たちの手もとに届いて、いい所は真似て、失敗したところは反面教師にして大きく羽ばたいて欲しいですね。

人生は1人分しか経験できませんが、本を通して著者の経験を味わうことができます。そんな素晴らしいkindle出版を応援しています。
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