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人を幸せにする家を建てるために読む本

こんにちは(^^♪
今日のおすすめkindle作品はこちらです。
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著者はなぜこの本を出したのか

【家を作る人に向けたものですが、日本人として、住む側にいる者としてもぜひおすすめしたい本です】

日本の伝統的な木造建築を世襲する数少ない建築家の一人として伝えていかなければ、という強い使命感とそれが廃れゆく現実に対する危機感からです。
建築に限らず、今、日本の伝統文化が危機的状況になっていることはニュースや情報番組を通してご存じでしょう。


後継者がいないために、今生きているご本人がいなくなったら継承されなくなる伝統文化や技術はたくさんあります。たまに若者がその道を目指す様子をドキュメンタリー番組で見ることもありますし、それは素晴らしいことですが、母数が圧倒的に少ないのは分かりますよね。


著者は、日本の伝統的木造建築の基礎を「吉田桂二氏」という日本を代表する建築士に師事し、全てを学んだ数少ない建築士です。

日本の伝統的な木造建築の良さ

では日本の木造建築の良さをお伝えする前に
「吉田桂二氏」の建築作品をご覧ください。

吉田氏の代表的な木造建築としてこの2つが本文中に紹介されていました。

飛騨の匠文化館HPより
古河歴史博物館HPより

吉田氏は日本の木造建築の伝統的な手法を「一間間グリッド設計法」として創りあげて、学んだ人なら誰でも設計できるように指導してくれた方です。


日本木造建築物はなぜ美しいのか?
各地にある日本の古い町並みを見て美しいと感じたことはありませんか?それは伝統的な日本の木造ルールに則って作られたものだからです。日本の気候風土に合わせて磨かれてきたルール。


そのルールである「一間間グリッド設計法」
これがあれば、敷地の形、住む人に合わせて設計でき、強度と美しさを兼ね備え、ローコストとエコロジカルを表現できる住み手にメリットが大きい家が出来上がります。住みたくなってきませんか?



詳細は本文を読んでいただくとして、今はやりの洋風な家や個性的な家にも応用可能とのことです。でも実際には長年の建築業界の西洋化によって忘れ去られ日本建築の作法は断絶してしまっているそうです。


基本を知らないことで苦しんでいる建築士を多く見てきた著者の活動はどんどん広がっていきます。

著者の活動と本を通して伝えたいこと


・プロ設計者に向けた「住宅デザイン塾」を開催。
・全国の地域工務店との協業。
・地元の工業高校建築科の社会人コースでの非常勤講師。
(夏休みに行うという集中コースは楽しさが伝わってきます)


「一間間グリッド設計法」が業界全体に広がることで、作ることを心から楽しんで、作ったもので誰かを幸せにして、自分も幸せになる、という連鎖を創造し、家づくりに関わるすべての人に幸せになって欲しい、という願いを持って活動されています。

「家づくりをする時間を楽しんでほしい」

作り手、住み手、その両方のみなさんにはぜひ「家づくりをする時間を楽しんでください」と締めくくっています。


家との関りがない人はいませんね。アパートでも一軒家でもマンションでもどこかには住んでいるはずです。忘れ去られようとしている日本建築のルール。読むことでそれが防げるわけではないですが、心にいれておくのもおすすめですよ?(^^♪

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