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No.6 ゴーゴーバーにて

BPR バックパッカーズレポート② Day1
2000. 9.25. MON

 タクシーに乗ると最初に確認することはメーターが動いているか確認する。
去年は色んな車に乗ったなぁ、でも今回は大丈夫だ。ちゃんと経験がいきてる。

行き先のソイカウボーイと伝え、タクシーのおっちゃんと話してると、パッポンの方がかなり近いというのでパッポンに行き先を変更した。

パッポン通りもバンコクを代表する歓楽街だ。
ここは去年ユウキと来たから知っている、飲食店や出店、土産物屋、屋台が立ち並び、人も多く賑いが凄い。夏祭りの様だが、毎晩やっているのかと思うと凄い。

せっかくなので一通り見て回る、珍しいお土産品やフェイク品なんかも売っている。
2人とも旅の記念に身につける物を購入、自分はブレスレットを、ナガイはサングラスを。さすが夏男だ。

買い物も済ませ、いよいよゴーゴーバーへ、
去年は臆して入れなかったが、ガイドブックや他の旅行者に聞いても安全と書いてある。
2人で行くことは決めていた、せっかくなので一番賑わっている店に入ってみた。

入る時に価格を確認して入る。手持ちはそれほどなかったが十分予算内に楽しめる。
店はテラスになっており、外からも様子はよくわかった。中に入るとステージでは水着の女性が踊っていて、その周りで飲む。周りには観光客がいっぱいだった。

まずは安いビールを頼み、ナガイと乾杯!
すると横に女性がつく、きづくとコーラを飲みだしている。
ナガイ側にも女性がつき、話をしている。店の音楽が大きすぎて、お互いの会話はまず聞こえない。
自分もとなりの女性から、
どこから来た?ニホンジン?などと会話していると急に前触れなく、
600バーツ、イマスグ払え。
と言いだした。
えっ⁈聞き間違い?と思い聞き直すと同じことを繰り返してくる。

いやいやいや、とジェスチャーすると、
女性は険しい顔になり、店の奥の男の店員に合図している。

えっ、何かヤバい…と
振り返ると、まだナガイは女性と楽しそうに話していた…

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