漫才師の推しにも大人の魅力？！甘い罠？！

推しはどちらかというとコミカルな系統のキャラだ。
いつもニコニコしているのが似合う。
いつでも完璧なエンターティナー。
そこがなんとも可愛い。
くしゃっと笑っているのも大爆笑しているのも声も含めて好き。
つい、もらい笑いすることが多々ある。
いつも楽しそうにしている。そこも魅力。
根っからの芸人さん。

少し前のお話。

ある日突然、
それを裏切るかのように、何ともいえぬ甘い視線で、大人の色気漂う表情のお写真が…。

それも他の方のとあるページで。

ごめんなさい。もう許してください…と意味不明の心の叫び。

本当は気づいていた。どこかカッコいい表情をなさる時が確かに今までもあった。
その度に素敵だなと痺れた。
なのに普段は飾らないし、いつもニコニコ(またはおチョケ顔)してるから可愛く思えているんだ。

私の中のイケメンランキング ダントツのトップに躍り出た瞬間だった。
いや、オンリーワンかもしれない。
完全に推しフィルターかかっているのは承知の上。

ああ…どうしたらいい？
私はそのページに釘付けになった。
優しく甘美な時間。一枚一枚堪能していく。
ああ、なんて事なのかしら。
あら、こんな素敵な表情なさるなんて。

優しく笑う推し
笑みを浮かべながらちょっと強めの目で見る推し
少し顎を上げて見つめる推し

カメラマンさんが羨ましい！
つい、うっとりと見つめる。


それは容赦なく女心をくすぐってくる。

…。

…もとい、物品購入を促してくる。
ああ、ダメです。その手には…。

いとも簡単にその時は訪れた。

ああ、ポチってしまった。
購入しちゃったじゃないの。
どうするのよ。私じゃ絶対似合わないもの買って。

…でも…
推しがカッコよくオトナの男性として着こなしていらっしゃるんだもの。
私もなんとか着こなしたい…。
その欲求が増した段階でもうアウト。

こんなカッコいいお写真を沢山ありがとう。こんな素敵な表情のお写真見せていただいたら買いたくなっちゃうわよね…。自分に多大なる言い訳始める。

推すってそういうことで本当に合ってる？
自分に尋ねるが自分で無視している。

後日、
御本人にもデザイン料としてインセンティブが行くことを知って、なぜか買って良かったなぁと思い直したのは内緒。
買おうと思っていたものを諦めて、節約すれば何とかなる♪

…な訳ない。
そんなわけない。
ライブに何度も足を運んでいる。配信も数多。
予算ベースだと既にオーバー。
これが堅実に生きてきた人間だとは思えない。
何度ライブに行っても、何度心から応援しても、SNSの片隅で愛の込もった感想述べても、
推しへの感謝の「か」の字も御本人には伝わらない。
ねぇ！！私！ちゃんと理解してる？
私、大丈夫？

…むしろ、伝わらなくていいのかも。
いつも笑顔にして頂けるだけでも本当に感謝しなくては。


こんなおばちゃんより、一生懸命オシャレして、熱い眼差しを送っている可愛い子達に目が向くのは当然。
彼等に恋焦がれて、本当に漫才好きで、彼等を幸せな気持ちにしてくれる子がいればいい。

個人的に推しには、
変に擦れていない、賢い、少し古風な女性が似合うと思う…。
全部理由があるんだけど。

詳細は割愛。

かすりもしない子とご結婚なさった時、一人でひっそり絶望します。
それだけ。

脱線してしまったけれど、推しがイケメンに見えたからと言って物品購入するのは、二度としないよう、自粛します。

今迄こんな事一度たりとも無かったのにな。

最近無条件に推しを全部肯定したくなる。
これが一番の問題。
冷静に自分を分析して見ているはずなのに。

どうしたらいい？

後日談、うちには同じ服が２着ある。

勿論、流石、我が娘も…。

あーあ

誰に似たんだか…。