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一体私は何をやってるんだろう…ファンレターが書けない。
ファンレターが書けない。
スマホの下書き段階で及第点でも、手書きにしてみると、思いがこみ上げて、何かこの表現違うとまた練り直すから、もとに戻る。
通常の私の字は、良く言えば達筆。悪く言えばおばさん文字。
読みにくくはないが、推しには一文字一文字丁寧に記す事にした。
お手紙いっぱい貰っているだろうな…。
こんな、もしかしたら目も通してくれないかもしれないものに、こんなに時間かけて。
もう!
解っていながら。何やってんだか。
完全に自己満足の世界よね…。
万が一お目通しいただけるなら、キチンと思いを伝えたい。
その確率に賭けているだけだ。
何かで、こんなライブを復活させて欲しいって手紙もらったって言ってた。その件に関してお答えしていたぐらいだから、もしかして読んでいらっしゃるかもしれない。
でも返事来ないだろう。
数も多そうだし。貰ったっていうSNSも見たことがない。
だから、こちらの感謝と、どんな所が好きなのかに留めようと思う。
結局、簡単に捨てられるように、シンプルな便箋と封筒。
めっちゃ時間かけてます感も、可愛くもなにもない状態にした。
何やってるんだろう…。
笑えるな…。
自分で自分が少し可愛く思えた。
こんなおばちゃん相手にしてもらえる訳もないし、手紙にも「おばちゃんです」とか書こうとしているし。
なのに一生懸命書いてる。
更年期なのか、しんどい時もある。ライブ行きたいから仕事も頑張って、おしゃれもしてる。乾燥小じわなんかに負けないもん!
かわいいよ。私。中身だけは。
(単に自分で励ますための呪文)
よしっ!どうせ私をご存知ないのだから、徹底的に推しを誉めまくろう!
おばちゃんなのをいい事に、母親みたいに誉めまくろう!
私、誉めて甘やかすのは得意。
↑娘もそう言ってる。
もし推しが読んで下さって、「ニヤッ」とでもしてくれたら最高に嬉しい。
確認しようがないけれど。
なんだかこの無駄な悩む時間さえ愛おしくなってきた。
よぉし!がんばるっ!!
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