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まっさらメガネ【2023.08.31】

2Lペットボトルのお茶くらいの重たさの頭で目が覚めた。
まだ7時前。出発までには十分すぎる時間を持てている。

9:15に徒歩で15分くらいの場所に向かう。
そう、今日は新入生を空港まで迎えに行くのです。

道中のタクシーでは、気がついたらほとんど寝ていた。

幸い座席の頭の両サイドに、ミッキーマウスの耳のような形の「支え」のようなものを下ろせたので隣の人によしかかったり、窓ガラスに頭をぶつけるなんてことにはならなかった。
この間台湾に向かう飛行機で、自分は気がついたら通路側に倒れるように寝ていて、キャビンアテンダントの方たちが自分の頭を気を遣って避けるように通り過ぎていたという。
踏切のバーと化さないか心配だったので良かった。

色んな所に普及してくれと、旧暦の七夕は1週間前にはとっくに過ぎているけれど心の中で願います。


空港に着いて、同じグループの人と新入生を待っていると、色んなところから人が来ているのだなと。
飛び交う異なる言語、そしてやはり服装という部分である程度の傾向もあるように思えました。
「服飾」という観点から社会を見てみるのも面白い気付きを得られるのではないかと思いました。


そしてだんだん新入生が集まってきて、無事空港を出発。
学校に着いてからも、予定通りそれぞれの寮の場所に下ろしてとか、布団をバスに積んでとかドライバーを案内したりしました。
その後、10人以上はいるのですが皆を連れてご飯や買い物に行きました。

やっぱり僕は人を連れるのは得意ではないなと感じました。声を張って指示するとかは苦手です。
多分「1」対「多数」がダメなんですね。
「1」対「1」×Nのコミュニティとかならまだなんとかなる気がするのですが、指示など多数に向けて何かするのは得意とはしないなと感じました。
手伝ってくれたカリスマ性のあるインドネシアの方がいてよかった。

そしてこの日、行程の確認をしたり、この人がいないなど何回も電話したりしたのですが、自分が来た時を思い出した時に、こんな感じでスムーズに電話で会話できていたかなとふと思いました。
言語面ではやはり成長しているのかもしれません。まだまだなのは確かですが。

あ、あと色んな国から新入生が来ていて英語を使う機会が今日は多くて、勉強しないとなと思いました。あれ、なんか最近も思った気がする。


今日新入生を見て、新しい環境に来たその感覚、まだわからないこともある(自分もそうですが)という姿を見て、どこか自分が台湾に来たばかりの時を思い出したというか、懐かしい感覚を感じました。

そういうものは時間と共に良くも悪くも慣れてしまう。

新鮮感というものはどこかで持つというか、思い出すというか、大事にしたい感覚だなと感じました。

初心忘れるべからずですね。

#留学生のひとりごと日記

#私の私による私のためのやることリスト
「新入生を迎えに行く」


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