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1万人に1人しか共感出来ない話

「写真撮ってあげる」

それに気付きたくなかったから、
惨めで、情けなくて、可哀想な私
それに気付かせたくなかったから、
いつも先回りして、ひたすら走った
絶対にある正解を見つけたかったから
見て、聞いて、調べて、
考えていない時間はほぼなく
ほんとうに疲れてしまった

「わらわらわらわらわらわらわら」

だって、
自分を守れるのは自分だけなんでしょ?
この話がどういう展開を迎えるのか
明日の天気は雨なのか
全部全部型にはまっていればいいのにって
思う
ふと昔の嫌な事を思い出して、
あの時なんて言えばよかったのか
ずっと考えている
でもみんなはその正解を知ってるから
私だけいつも間違いばかり言ってて、
孤独を感じてる
孤独になっていくって感じる
私に出来ないこと
みんなはできてる

私からしたら
みんな凄いんだよ
私はね
みんな私の1番で、みんな優しくてだいすき
だけど
私を1番にしてくれる人はいないと思う
私はだれの1番にもなれないのかな


「苦手なピーマンもにんじんも食べられるようになったよ」

私はただ、こんな話がしたい

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