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大学院に興味がある方へ-研究室編-

こんにちは。ゆうきです。

昨日に引き続き、大学院に興味がある方に実際の大学院の様子をシェアしたいと思います。今日のテーマは「研究室」です!

・研究室ってなんかかっこいい
あまり普通の人には聞き覚えがない研究室。その名の通り、実験や論文作成など研究をする部屋です。英語では研究室のことをlaboratory(ラボラトリー)と呼ぶので略して「ラボ」と呼ぶ人もいます。文系の方は研究室のことを「ゼミ」と呼ぶそうです。文化の違いですね。ラボには大学教授が一人と准教授、助教など数名の先生がいます。大学で働く人の役職については長くなってしまうのでまた別の記事にしようかなと思います!

・研究室にはいつから?
多くの大学では大学3年後期または4年の春から研究室に所属します。大学では1・2年生の時は高校生の生活とほとんど変わらず朝から夕方頃まで教室で授業を受ける日々を過ごします。しかし、研究室に入った後は朝、大学に来ると自分の研究室に行き、1日中実験や勉強をして帰宅する日々に変わります。大学に通っているというよりはむしろ研究室に通っているという感じですね。大学院に進学して修士で卒業する学生は大学4年→修士1年→修士2年と約3年間修業することになります。

・研究室にいる時間
研究室に何時に行って何時に自宅に帰ってくるのかは研究室によってルールが決められています。これについては研究室によって全然違うのでこれから通う学生は必ず確認した方がいいですね。私がこれまで見てきた研究室の例をいくつか紹介したいと思います。コアタイム(この時間だけは必ず研究室にいてくださいという時間)を設定している場所もあります。
例1:サラリーマンのようなきっちりした生活
朝は9時に集合して実験開始。お昼休憩をはさんで夕方17時ころまで。お昼休憩の時間は1時間まで
例2:自由な雰囲気での生活
お昼の13時に来て帰るのは22時ころ。朝は苦手な人が多くて夜行性の人が多い?
例3:研究をしっかりとやりたい人たちの生活
朝は9時に来て昼食、夕食の時間をはさんで22時ころまで。研究・セミナー・論文を読んだりとまさに研究一色の生活。

例3のような研究室は「ブラック研究室」と呼ばれることもあるかと思いますが、中の学生は楽しくやっていることもあります。私はどうせ一回しかない研究室生活なんだから一生懸命やりたいと思っていたので1日中実験をしたり論文を読んだりしていました。

・研究室のイベント
最近はコロナ禍でイベントは控えめですが、2023年現在そろそろコロナも落ち着いてきたので今年あたりからイベントを再開するかもしれませんね。
【飲み会】
研究室でよくあるイベントと言えば飲み会。コロナになる前は月1回くらいで飲み会をしていた所も多いのではないでしょうか。先生たちと一緒に普段できないような私生活の話やいつもと同じ研究の話をしたりと仲良くなるいい機会です。私は飲み会の最中にいいアイデアが思いついても次の日には忘れてしまうこともありました…
【研究室旅行】
意外に思う方も多いかと思いますが、みんなでどこかに1泊2日などで旅行に行く研究室もあります。大型バスを貸し切って少し遠くに遠征します。イベントはみんなで計画するので楽しいイベント尽くしです。(休みの日まで研究室の人と一緒にいたくないという声も多く聞こえてきましたが…)

・学会発表
自分の実験で良い成果が出ると全国各地で開かれる学会に参加することができます。一般に学会の参加費は大学が出してくれることが多く、ほとんどタダで全国各地に遊びに(?)行けます。もちろん発表はしますが、おいしいご飯を食べたり温泉に入ったりとかなりゆっくりできます。私も学会発表は大好きで、色々な場所に遊びに行かせてもらいました。

いかがでしょうか。思いつくままに大学院の研究室について書かせて頂きました。なかなか経験しないと分からない世界かとは思いますが、少しでも雰囲気を感じて頂ければ嬉しいです。大学院についてはまたnoteを書かせて頂きます。

ゆうき





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