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【歯の健康×基礎知識】歯は、他者からの評価と自分の生活に強い影響を与える

こんにちは!
皆様、ご自身の歯の健康状態を認識し、普段からしっかりとお手入れをされておりますか?

もしかしたら、学校でやっていた歯科検診を最後に自分の歯に向き合う機会が無かったよ、歯が痛くなったら歯医者に行く程度だよという方も多いのではないでしょうか。

日本ではそれでも違和感が無い風潮ですが、アメリカなどの海外では通用しません。
アメリカでは、歯の綺麗さでステータスや自己管理能力、育ちの良さを判断する風潮があります。
歯にかける平均年間費用が日本人の場合6,000円なのに対し、アメリカ人の場合36,000円と大幅に差があり、歯に対する意識の違いが伺えます。
※円安や物価(医療費の値段設定)の違いを考慮しても、6倍は高いですね

そこで今回は、歯の不具合による弊害や、綺麗に健康に歯を保つための記事です。


1.歯を粗末に扱うとどうなる?病気と日常生活への弊害

日本人も歯を意識するべきという事だけは先に理解できたかもしれませんが、そもそも歯を粗末に扱うとどうなるのでしょうか。
例えば、以下2つの状態を放置する事で起こる、病気や弊害を解説します。

1-1.歯垢の蓄積~将来の歯の喪失、口臭、他病気の誘発~

歯垢は、食べカスや唾液、細菌が結びついた膜状の物質です。
残っているとどんどん菌が増殖し、歯に与える悪い影響も強くなっていきますので、日々綺麗にしておく必要があります。
弊害:
・ガスの発生などによる口臭
・虫歯(糖分から酸を生成し、歯を溶かす)
・歯周病(歯茎など歯を支える組織が破壊される事、日本人の80%が歯周病)
・歯周病による歯の喪失
・口の細菌が体内へ流入する事による全身疾患・様々な病気の誘発

1-2.不正咬合(歯並びが悪い)~歯垢の蓄積の加速、印象への影響~

生まれつきのものもあるので生活習慣だけではどうにもできませんが、歯と歯の隙間が大きかったり逆に小さすぎて、歯垢を溜めやすかったり、取り除きにくい状態なので見た目だけではなく、歯の健康にも影響を与えます。
弊害:
・歯垢を溜めやすくするため、前述の歯垢の蓄積による弊害を加速させる
・他者から見た印象に影響を与える
(特に海外では、貧困さ・育ちの悪さまで連想されてしまう)

2.歯を綺麗にする習慣をつける~毎日の歯磨きだけでは不完全~

歯を綺麗にするために、毎日2~3回、時間をかけて歯ブラシで歯磨きをしているから大丈夫だと思ってないでしょうか!?
もちろん、子供の時から当たり前のようにやっている歯磨きも大事ですが、歯ブラシだと歯垢の60%しか除去できないので、以下のような取り組みもして、歯を綺麗にする習慣をつけましょう!

2-1.歯間ブラシやデンタルフロス、口腔洗浄器(水の勢いを使った洗浄)も使う

歯磨きだけでは不十分なので、その後に歯間ブラシやデンタルフロス、口腔洗浄器などのプラスアルファの習慣が必要です。
特に歯と歯の間、歯と歯茎の間は歯ブラシでは届きにくいので、これらで残った歯垢を除去しましょう!

歯間ブラシやデンタルフロス、口腔洗浄器のどれを使っても良いと思いますが、それぞれのメリット・デメリットからどれを使うのか、どう併用するのか、ご自身の性格や歯の状況から決めましょう!

デンタルフロス(歯間糸):
・メリット→歯と歯の隙間や、歯ぐきの周囲の歯垢を効果的に除去できる
・デメリット→使い方が難しく、慣れるまで歯肉を傷つけてしまう可能性がある

歯間ブラシ:
・メリット→歯と歯の隙間や、歯ぐきの周囲の歯垢を効果的に除去できる。また毛先が柔らかく、歯肉にも優しい
・デメリット→隙間が狭い箇所には入りにくいことがある

口腔洗浄器:
・メリット→届きにくい奥歯の隙間や、狭い隙間にも有効
・デメリット→水が飛散る

歯垢は擦らないと取れないので、口腔洗浄器は意味が無いとたまに聞きますが、実際使ってみると結構取れますし、実際歯科検診でも磨き残しがほとんど無いと褒められました。

限りなく磨き残しをゼロに近づけたいのであれば、お風呂で歯ブラシと口腔洗浄器を使って、お風呂上がりに歯間ブラシがおすすめです!

2-2.定期的な歯科検診で歯の健康度チェックと大掃除

最後に3ヶ月に1回くらいの歯科検診も推奨します。
歯の症状が出る前に、自分の歯の健康状態を認識しておく事で、歯に対する意識を変えていきましょう!
また、歯垢は長く残ると固くなり、自分では取る事ができない歯石となります。歯石や残った歯垢を除去してもらうためにも、検診と合わせと掃除も歯医者さんにしてもらうのが良いです。

3.歯並びが悪ければ矯正をする~病気になりやすい歯を卒業する~

先ほど解説した習慣の改善は、一気にお金がかかるものではないので、自分の行動さえ変えれば、すぐに実現できると思います。
ただ、歯の矯正となると自費治療にもなりますし、80~100万円と非常に高額なのも事実です。

とはいえ歯並びの悪さは、永続的に歯の病気になりやすい状態、そして自分の印象にも影響しているので、なるべく早く解消したいものです。

自分がどれだけ歯並びを気にしているのかと、貯金と相談して決める事になるかと思いますが、歯への投資は重要だと気づいたのであれば、我慢できる出費は抑えて、歯へお金を回しましょう!

ただ、高額な出費になりますし、詐欺に近い被害に合わないように、焦らずに慎重に歯科医院を探す事も重要です。
歯科医院の探し方の記事も後々公開しようと思います。

いかがでしたでしょうか!?
本日新しく知った事を活かし、歯のために何か変えるきっかけになりましたら、この上ない幸せです!





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