私のストレス軽減法
私は子供の頃、日記というよりは、思いついた事やイラストを神のノートに鉛筆で書くのが好きでした。
まぁ、今風に言えば「陰キャラ」なのでしょう。
大学生や会社員になると、それなりに忙しくなったのでしょう、手帳の日付欄に黒いボールペンで予定を書き込んでいて、寝る前に赤ペンで思った事、感じた事を一言書き添えていました。
そんなこんなで年齢を重ね、50代半ばになって手元に残った手帳は近年の数冊ですが、それも本棚の隅に追いやられてしまったまま。
仮に全て残っていたとしても、読み直して自叙伝を作ろうとは思いませんし、そもそも趣味の範囲でしたので、とても世に出せるものにはならないでしょう。
私も人ですから、喜怒哀楽があり、社会人に出てすぐには手帳に「こんな事があった」とか悪口を書いてました。
当時は悪口や嫌味を書くことがストレスのはけ口になっていたのかもしれません。
しかしnoteに投稿する場合に限らず、自分を含む読んで下さった方に不快な思いをさせない様に、またウソをついて話を膨らませたりしない様にと自制してきました。(そのつもりです!)
そのきっかけは20年程前にマザーテレサさんの
「5つの気をつけなさい」を知ったからでした。
【マザーテレサ「5つの気をつけなさい」】
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
これを私は「5つって言っているけど、思考は運命になるから思考にきをつけろ!」と言っていると解釈しました。
しかし、生きていれば喜怒哀楽は有りますし、私も出来た人間ではないので、感情に気をつける事は出来ないなと思いました。
ここで「あれ?思考と感情は違うぞ!」と思い至り、思考に気をつけるにはどうしたら良いか?と考え、私の場合には、毎日の就寝前にどんな嫌な事が有っても都合よく解釈して気持ちをリセットする様にしています。
例えば、自分が車で帰宅する際、無理やり割り込まれたとしましょう。
その直後の感情は
「危ない!何で無理やり割り込むんだ?」
そのままでいると
「まったく、ちゃんと運転免許もっているのか?ドラレコの映像を持って警察署へ行こうかな?」等となっていきます。
そこで都合よく解釈するのです。
「きっとあの運転手は、お腹を壊していて、トイレがある施設を探していたんだろう」といった具合です。
そして極めつけは就寝前に手帳に記入するのです。
「漏れそうで急いでいた車に道を譲った」
ほら!一日一善、良い事をした思い出が残りました。
私の解釈では思考とは、そうした良い思い出の積み重ねの上にあるのだと思います。
今日もありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?