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【2023/05】2泊3日、一人で稚内(ちょっぴり札幌)を遊び倒した(1/3)



はじめに

3月に青春18きっぷと津軽海峡フェリーで北海道(函館)を訪れたばかりなのに、たった2ヶ月半でまた北海道に上陸しました。
その理由は、GW後の閑散期を狙ってANAとJALでタイムセールを実施していたからです。
羽田→稚内はANAしかないので選択肢はありませんでしたが、帰りの新千歳→羽田はJALのほうが安くなるので、セール当日にPC前で待機していましたが、アクセス集中でセールは中止に。仕方なく当時最安だったAIR DOで予約しました。
しかしその後JALがセールを再開し、AIR DOをキャンセルしてJALで買い直しました。
実はキャンセル料を考えるとキャンセルしないほうが安くついたのですが、A350に乗れるということで大目に見ました。

旅程

1日目:羽田空港→(ANA571便)→稚内空港→(空港バス)→稚内駅→(宗谷バス)→稚内童夢温泉→(宗谷バス)→稚内公園→ホテル
2日目:稚内駅→(宗谷バス天北宗谷岬線)→宗谷岬→(宗谷バス天北宗谷岬線)→稚内駅→(宗谷バス)→ノシャップ岬・ノシャップ寒流水族館→(宗谷バス)→稚内副港市場→稚内駅→(特急宗谷)→札幌駅→ニコーリフレ
3日目:ニコーリフレ→(市電)→藻岩山→円山動物園→札幌駅→(快速エアポート)→新千歳空港→(JAL524便)→羽田空港

1日目

ANA571便には普段B737が用いられているようなのですが、4月の頭にANAから「機材がA321に変更になりました」というメールが来て少しテンションが上りました。なんたって全座席にモニターがついている機材は初めてでしたから。
ただ予約で出遅れて、窓際の席は取れませんでした。

10:40 羽田空港発(ANA571便)

羽田空港は晴れていたのですが、あいにく飛行ルート全体に渡って分厚い雲が大地を覆っており、モニターに備え付けられたカメラを終始楽しむことはできませんでしたが、着陸の瞬間は子供のようにモニターに釘付けになっていました。

12:50 稚内空港着

20分くらいの遅延で到着しました。
旅程を組んだ当初は1日目に宗谷岬に行くつもりで、空港から稚内駅に向かうバスを途中下車して天北宗谷岬線に乗る予定でしたが、飛行機が遅れるリスクを考慮して2日目にしました。結果的に大正解でした。

13:45 デノーズ

稚内駅でバスを降り、雨の中脇目も振らずに向かったのがこのレストランです。
看板メニューの「スラッピージョー」がとても美味しそうだったので決めました。

鉄板から溢れんばかり(というかちょっと溢れてる)にかけられたチーズの中に、コメダもびっくりの巨大ハンバーガーが眠っています。
バンズがふわっふわなので、口に入れてみると見た目ほどのボリュームではないのですが、それでも結構な量はあります。半分くらい食べたらタバスコをぶっかけて味変します。
腹ペコだったのであっという間に完食。日曜日だというのに客は終始私だけでした。

このあと歩いて稚内駅に戻り、まずはスーツケースを広げて真冬仕様のコートを取り出して着用します。ここまでずっと東京仕様の服装だったので凍えそうになっていました。
バスターミナル内のコインロッカーにスーツケースをしまって身軽になったところで、次のバスまで時間があるので稚内駅を回って色々写真を撮りました。どうせなら鉄道で稚内についたほうが最果て感を味わえたと思うのですがしょうがないです。

気温は12度ですが雨が降っているため体感温度は一桁
路線図にシールが貼られているのは廃駅の証
こんなところにまでポケふたの侵略が

15:05 稚内温泉童夢

宗谷バスで荒涼な草原を30分駆け抜け、日本最北端の温泉施設に来ました。
露天風呂やサウナも一通り揃っており、冷えた体が温まりました。露天風呂はかなり柵が低く、立ち上がれば周辺にある僅かな住宅から完全に見えそうな作りですが、その分開放感は最高です。

17:30 HOTEL TRUNK WAKKANAI

行った道をバスで戻り、ロッカーに入れていたスーツケースを取り出して徒歩でホテルに向かいました。

稚内に宿泊となると、ここかサフィールホテルかドーミーインかの3択のイメージがあります。
私がホテルを選ぶとき基本的に大浴場は必須であり、そしてドーミーインはお値段が張るので、駅からはやや遠いですがこのホテルに決めました。

東京では考えられないような広々としたツインルームに通された
曇り空だけど景色も良い

一休みしてる間に雨もほとんど止んだので再出発です。

稚内港北防波堤ドーム

ドームの中にWi-Fiの案内板がぽつぽつと置いてあったのが面白かったです。自転車とかで飛ばしてみたくなります。

稚内公園

野生の鹿があちこちにいます。近づくと一目散に逃げるので怖くはないですが、終始睨まれるので気にはなります。
2006年までは短いながらもロープウェイがてっぺんまで通っていました。電動アシスト自転車が欲しくなる急勾配をひたすら登ります。いい感じに体が温まりちょうどいいです。
ドームも公園も、他の観光客の姿は全くと言っていいほど見ませんでした。

てっぺんからは稚内の市街地が望めます。稜線に遮られて稚内駅はギリギリ見えません。天気が良ければ方角的には宗谷岬も見られたりするのでしょうか?

ラーメン広宣


夕飯は特に決めていなかったのですがホテルと駅の中間にあってちょうどよいのでここに決めました。
チャーメンというシーフードたっぷりの麺が看板メニューのようですが、魚介類が苦手なのであっさりめの塩ラーメンをいただきました。

店頭に鎮座していた猫。右の窓を通って店内と行ったり来たりしていた

夕食後はホテルに戻り、一日中歩き回った体を本日2度目のお風呂で休めて寝ました。
翌日は稚内が擁する2つの岬を周り、特急宗谷で札幌に向かいます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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