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【2023/03】人生初の青春18きっぷで東北縦断、そして函館へ(2/3)


これの続きです。

2日目は秋田から函館までです。

8時19分 秋田駅 発(五能線 リゾートしらかみ)

あいにくの大雨

青春18きっぷの2回目のハンコを押してもらい、この旅行のメインイベントであるリゾートしらかみに乗車します。
秋田駅近くのコンビニで飲み物やお菓子を購入し、全国旅行支援のクーポンをきっちり消化して準備万端です。

乗車直後、一人でカメラを回しながらやたらハキハキと大きい声で内装を解説している人がいて、車内には言いようのない緊張が走っていました。おそらくはYoutuberなのでしょうが最低限の配慮はしてほしいものです。発車したら静かになったのでよかったですが。
私の隣(通路側)に座っていたおじさんは発車してすぐに席を立ち、そのまま青森まで席に戻ってくることはありませんでした。どうやらずっとラウンジで過ごしていたみたいです。あまり座り心地よくないだろうに、そんなに景色を見たかったのでしょうか。

能代を出たあたりからが五能線の本領発揮。日本海を見渡す絶景が見られるはずなのですが・・・

残念ながら雨はいつまでも止むことはなく、水墨画のような白と灰色の風景を見続けることとなりました。
深浦駅で長時間停車するので列車を降りて、雨に濡れるリゾートしらかみを真正面から撮ってみました。

鰺ヶ沢を過ぎて海岸線が離れたところで、秋田駅で買った駅弁を食べることにします。

駅弁なんてめったに食べるものではないのですが、これまで食べてきた中で間違いなく最も美味な駅弁だったと言えます。
タレのしみた鮭とプチプチのいくらが絶品で、冷えていても美味しくいただけました。
青森県に入ったあたりから沿線には北上線以来の雪景色が見られるようになりました。そういえば秋田県内では全くと言っていいほど雪を見ませんでした。

13時29分 青森駅 着

3年ほど前に酸ヶ湯温泉に行ったときはアスパムやら八甲田丸に足を伸ばしたのですが今回はそれよりも行きたい場所がありました。

青森まちなかおんせん

駅から徒歩5分の好立地にあります。
銭湯以上スーパー銭湯未満といった感じでしたが、3月とはいっても冬の匂いしかしない青森の中で凍える私をしっかり温めてくれました。
津軽海峡フェリーターミナルまでは徒歩40分で流石にしんどいので、途中までバスで向かいます。時間によってはフェリーターミナル前まで行ってくれるバスもあるのですが時間が合いませんでした。

金曜日の昼間だからか閑散としたターミナル

17時5分 青森港 発(津軽海峡フェリー)

「ブルーハピネス」のビューシートを予約しました。薄暗くて暖房もほどよく効いており、よく眠れそうな場所です。

知床観光船の事故を受けて貼られたであろうポスター

津軽海峡を通過する間に駅メモでレーダーを飛ばしまくって、一駅も乗っていないのに津軽線をコンプリートしてしまいました。

20時45分 函館港 着

函館港から七重浜駅まで歩いて、道南いさりび鉄道で函館駅に向かうルートも考えたのですが接続が悪く、七重浜駅で40分近く待たされることになります。なので値ははりますが函館駅までタクシーを使うことにしました。フェリー利用者は普通より低額で使えるサービスがついています。
タクシーの運転手から「コロナで太平洋フェリーが運休している間は津軽海峡フェリーにトラックを載せてもらって北海道のものを本州に届けていたんだ」という話を聞かされ、(多分タクシーの乗客みんなにこの話してるんだろうな)と思いつつ聞き流し、極寒の函館駅前で下ろしてもらいました。
駅の目の前にあるラーメン屋で塩ラーメンを食べて、冷えた体をもう一度温めます。

ホテルまでの市電沿いの通りは飲み屋街に面しており、華金ということでこの寒さの中でも結構な賑わいを見せていました。
雪は多少積もっていたものの歩道はしっかり除雪されており、都会人でも歩行に苦労することはありませんでした。

駅から10分ほど歩いて、本日の宿「スーパーホテル函館」に到着です。
キリが悪いので翌日の函館観光は次の記事にします。

この日の五位堂

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