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【レポート】ポートフォリオ展&就職相談会

2023/08/26

創造社デザイン専門学校にて就職相談会を開くことになり、同日に開催されている学生のポートフォリオ展を覗いてきました。


就職相談会について

14時に学校に訪れていたのですが、
偶然「キャリアプログラム」の授業が開かれていたため、
そこにお邪魔させていただきました。

質問があまり来なかったので、
自分が就活で思ったことや知識をとりあえず、
ベラベラと喋りました。

特に言いたかったことである、

・3月までに就職しなければならないという考えに縛られる必要はない
・企業調べ→制作→ポートフォリオ制作→提出→ポートフォリオのブラッシュアップを繰り返せば、就職できないなんてことはない

ということを伝えられてたので良かったです。

15時30分ごろには2人ほど、
相談に訪れてくれたので、
1時間半ほどおしゃべりしました。

就活はうまくいかなければ、
負のスパイラルに陥りやすいものだと思うので、
気持ちの部分ぐらいは楽にさせてあげたら、
助けになるんじゃないかなと思ってます。

逆にそれぐらいしかできませんが笑

頻度は多くないと思いますが、
定期的に呼ばれることがありそうなので、
協力してくれると嬉しいなと思います。

ポートフォリオ展について

少し前まで学生の身分だったため、
学生のポートフォリオを見て、
今の自分がどう感じるか気になっていました。

展示の様子

まず初めに感じたことは、
全体的に説明が少ないと思いました。

イラストもなのか、画像は撮影したのか
本人がどこまで制作に関わったのかが分かりづらく、
自分が採用する立場なら、敬遠するだろうなと思いました。

グラフィック専攻のポートフォリオたち

私の学生時代には「採用担当は文字を読まない」という、
今考えると都市伝説的な噂が流れていました。

当時は私もビジュアルに力を入れ、
まずは見てもらうために入り口を固める方法をとっていました。
しかし、今自分が見ているポイントは説明であり、
課題内容に対しどこまで答えられているかや
どこまで深く考えているかという部分でした。

逆にビジュアルに力を入れてしまうと、
読む部分が少ないため、ペラペラとすぐにめくってしまいます。
現状「採用担当は文字を読まない」というより、
「どこに詳しく書いているか探していたら読み終わった」
という感じではないかなと思いました。

第三者の目線に立ち、採用担当は何が気になるかをよく考え、
説明不足にならず、見やすくまとめることが大切だと思いました。

ただ、学生全体がそうだったかというとそうでもなく、
数人でしたが、非常に説得力のあるポートフォリオもありました。

一人はプロダクト専攻でしたが、
クオリティは群を抜いているものもありました。
ポートフォリオ自体のデザインもシンプルで見やすく、
統一感はありつつも、細かな部分工夫されていて、
「こりゃすぐに就職決まるな」と思いました。

その方は制作にあたってのメモなどもきっちりと取っており、
イラストや図も交えての説明だったので、非常に緩急が取れていました。

学生のうちは割と自由な発想で制作ができますが、
実際の仕事は、クライアントの想像や要望をどこまで形にできるかなので、
あまり自分の意思は反映されません。

だからこそ、制作過程や思考のメモが
かなりポイントになるような気がしました。

うかうかしていたらすぐ追い抜かれるなと思えたので、
伺って正解でした。

まとめ

デザイナーとして仕事をして、
一年も経ちませんが、それなりに自分の成長を感じました。
しかし、学生のレベルもなめられたものではなく、
自分も頑張ろうと思わさせてくれました。

学生の方々には、
こういう機会で色んな人と関わり、
自分にとって良いと思える部分を盗みまくって、
納得のいく就活をしてほしいなと思いました。

ざっくりとしたまとめになりますが、
ここでお開きにさせていただきます。

以上ありゃした。


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