見出し画像

叶えたいアイデアを絞る!深堀する!!                        

こんにちは、スーパーでバイヤーをしておりますアラフォー会社員です。
お盆が終わり一段落⭐ 
と思いきや、今度は台風がやってくるぞー( ;∀;)」
チラシ商品は届くのか?直撃に備え前倒し納品は?店舗への指示連絡は?
等など気が抜けない日々が続きます。。
お客さまの笑顔のために今日もがんばっております!

イメージ図:毎週月曜日の私はこんな感じ

話は変わり、業務改善のためにとデジタルを勉強し始めてから早2か月。
その過程でやりたいアイデアはたくさん生まれました。

しかしアイデアがたくさんあっても実際に作成するのは私1人です。
「あれもしたい これもしたい もっとしたい もっともっとしたい~♬」
とブルーハーツを口ずさんでもダメです。
なんでもかんでもは出来ません😏

今まで投げっぱなしにされてきたアイデア達を絞り込み、ブラッシュアップさせ、業務改善のアウトプットとして力を注ぐものを選抜していきたいと思います!


ここからの内容はスーパーの専門的な話を大いに含んでいます。
過去記事でかみ砕いて説明していますので是非みてください。
⇩過去の記事はこちら⇩

同僚たちと一緒にアイデアを磨く                                 ~スパーリングの実施~

私の頭は柔軟に出来ておりません。
40年の人生の中でだいぶ凝り固まった脳みそに仕上がっています🧠

ですのでアイデアを取捨選択したりブラッシュアップしようにも自分だけでは視点もアイデアも偏ってしまいます。
なので同僚の力を借ります。
出てこい!頼れる同僚たち!

手伝ってくれた(無理やり捕まえた)のは身近な2名。。

 ◆頼れる上司Oさん
 ◆デジタルに前向きな後輩Kさん

というかお盆期間だったため同僚バイヤー達のほとんどは店舗巡回で不在、アシスタントも休暇中という状況でした。 この2人がいたのは奇跡⭐

2人にアイデアのブラッシュアップを手伝ってもらうため、手法として
「スパーリング」を実施。

さっそく事前にまとめておいたアイデアを2人にプレゼンしました。

アイデア1⃣ 2度手間はいらない! 競合店調査アプリ

【背景】
各店舗で実施しているはずの価格調査の情報が共有されてない。                                 スマホのメモで店頭調査⇒Excel清書の2度手間。
【概要】
競合店の価格調査をスマホから操作可能なアプリを作成する。
複数人で価格調査内容を編集できリアルタイムに共有できる。
過去の調査記録も残し時系列での価格推移も出せるようにする。

質問・意見
 Oさん:価格調査はスマホのメモ機能で実施することが多いからスマホで
     完結できるのはいい。
 Kさん:前作ったやつはスマホだと入力の枠が小さくて操作しにくかった
 Oさん:価格調査だけでなく、売場尺数やアイテム数、フェイス数(陳列
     数)も入れれば競合店のデータベースを作れるのでは?
 Kさん:店舗視点で見れば確認したい競合店は1店舗か2店舗なので、それ  
     らの店舗と自店だけを簡単に比較できる機能があるといい。

”前作ったやつ”はこちら⇩


ブラッシュアップ!
・入力箇所が小さくならないようにレイアウトを工夫する。
・機能を追加して価格調査アプリ ⇒ 競合店データベースへ進化
・店舗の検索機能や個店別の比較設定をできるようにする。

作成方法(案)
■Glide(ノーコードツール)でアプリ作成。  
⓵Google Sheetsを競合店別にシートを分けて作成。
   価格調査、売場尺数、アイテム数、価格チャートを記入。
⓶Google Sheets内で各競合店シートから各情報を集約するシートを作成。
⓷GlideでGoogle Sheetsのデータを紐づけていく。

アイデア2⃣ 理不尽を解消! 売価変更伝票起票の自動化

【背景】
売価変更伝票の起票が常軌を逸した作業量。 あまりに理不尽な作業。
【概要】
仕入れ情報と売上情報、在庫情報を元に部門単位で計上すべき売変金額を自動算出する仕組みを作成。 
週1回決まった曜日(仮に木曜日)にデータ更新し、その情報をもとに店舗は計上作業を実施する。

質問・意見
 Oさん:自動計算の元となる各データの信憑性に疑問がある。
    誰もちゃんと検証したことがなく正確さが疑われる。
 Oさん:会社の利益確定に関わるものだからシステム部や監査部など
    各部署との折衝は必須。
 Kさん:皆思っていながらも誰も本腰を入れていない案件なので一石を  
    投じて欲しい。  

ブラッシュアップ!
・ツールというよりもデータソースの確認や他部署との折衝がネック。
・データソースについては管轄のシステム部に確認中。
・確認が取れ次第、業務に取り入れることがOKか各部署と折衝開始します!

作成方法(案)
■Power Automateで必要データを自動で取得&計算のための作業も
  Power AutomatとExcelのマクロで自動化
⓵自社の売上分析ツールにて’仕入売価’’売上高’’在庫売価’をExcelで出力。
⓶Power Automateで⓵のそれぞれのデータを1つのファイルに統合。
⓷統合されたExcelファイルの計算をマクロで実施し売価変更額を算出。
④社内規定上可能であれば算出額を伝票計上主幹部署へ自動で送付し計上
 してもらう。

アイデア3⃣ いいからこれ使え! 発注共通フォーマット

【背景】
発注方法・フォーマットが企画やバイヤーによって様々。 わかりにくい。
【概要】
統一フォーマットの作成。 各バイヤーが欲しいエッセンスを凝縮。
過去実績など発注の根拠となる数値の提示。 
保険としてデフォルトで商品部起案数値を入れる。  
1つのファイルを同時編集可能にし100店舗が作業しても入力待ち渋滞が起らないようにする。

質問・意見
 Oさん:過去実績だけでは新規商品に対応できないのでバイヤー起案の
    計画PI値や構成比などの情報もあった方が店舗起案の役に立つ。 
 Kさん:過去実績を入れるのであれば商品部起案の配分表も自動起案でき
    るのでは? 

   ※PI値・・・1000人当たりの販売点数。 
         お客さまが3000人来て60個売れた=PI値20

ブラッシュアップ!
・店舗起案を補助する根拠数値を充実させる。
 過去実績だけではなく、バイヤーの計画PI値や商品別の構成比をプラス。
・商品部の事前起案も自動化。

作成方法(案)
■Google Sheetsで発注フォーマットを作成することで同時編集可能にする。
 シートを’発注起案シート’’実績’’起案数量’に分け’発注起案シート’は
 店舗をプルダウンで選べば該当店舗の数量が反映する仕組み。
⓵前提として必要情報であるJANコード、品名、原価、売価、賞味期限、
 期間、計画PI値は各バイヤーが設定する。
⓶入力されたJANコードと期間から過去実績を自社の実績確認ツールにて
 Excel形式で取得。(できればPower Automateで自動化したい)
⓷取得された実績とバイヤー起案の計画PI値から商品部起案数量を算出する
 マクロを組む。
④’発注起案シート’に入力された各店の発注数量は’起案数量’シートの飛び
 商品毎の数量集計を簡単にする。

因みに~選抜されなかったアイデアたち

3つに絞ることを目標としたためそれ以外のアイデアは一旦ボツとします。
でもまた気が変わったり、新しいツールを学ぶ中で実現可能になったりするかもしれませんので大切にとっておきます。

仲間がいるってありがたい

普段は個人プレーの多い仕事なのですが、今回のように話を聞いてくれたり意見を出してくれるのはすごくありがたいと感じます。
「3人集まれば文殊の知恵」と言いますが本当にそう。
私の拙いアイデアがどんどん肉付けされていきました。
1人では気づかないこと、気づくのに時間がかかることも仲間の知恵を借りればあっという間です。
仲間に感謝しつつ、私も「誰かの力になりたい」と思うのでした。
私のプロトアウトが皆のためになるよう頑張ります⭐





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?