経済学の違和感

皆さん、こんにちは!
今回は、経済学の違和感という
学問チックな話題について、
突っ込んでいきたいと思います。
というのも、この経済学って、
なんか、学んだほうがいいとか、
一般教養として大事とかなんとか
聞いたことありませんか?
実際に私は、高校受験で政経の勉強していた時に
(なんか学んだら、世界のことについて知れるしおもろい)
と思って、一時期はのめりこんで勉強したし、
実際に、経済を専門にして勉強しているので、
その気持ちはよくわかります。
だがしかし!!
この、経済学、学んでいくと、あれ!?って思う
部分が多々あるんですよね。
そこを今回は記事で紹介して、
そして、必ず皆さんの実生活に活きた知識を
お届けしていきます。











そもそも経済学ってなんだ?


経済学は、”科学的に社会の経済システムを見ていく学問”と私は解釈しています。
だから、経済学を学べば、この社会がどうやって成り立っているかを学問的な立場から知ることができるわけです。
では、科学的に社会の経済システムを見るとは、どういうことなのか。
今回は、資本主義社会という視点から解説していこう。











市場の役割

私達が普段、物を欲しくなった時には、お店に行って、商品をとりお金を払えば手に入れることができます。
そして、その店の店員はお客さんに商品を買ってもらうことで、そのお金の一部を給料として受け取って、生活していくわけです。
そして、ここで考えてほしいのは、
その商品は別に政府や国家から計画されて作られたわけではない。
つまり、公的に作られたわけではないですよね。
あくまで、会社や個人で、いわゆる私的に商品を作って、販売しているわけです。
そして、その商品は、利益追求を目的にして作られているとも言い換えられますよね。
だって、そうしないと私たちは生きていけませんから。
このようにして、労働者は利益追求を目的として、
働いているといえるわけです。












市場の仕組み

ここで、また考えてほしいのが、
どうやって、商品は価格を設定しているのかということです。確かに、利益を最大にして価格を設定したらいいわけですが、これを何の指標もなく設定することは無理ですよね。
そこで、出てくるのが、いわゆる需要と供給というやつで、お店側が設定する値段を高くしたり低くしたりすることで、お客さん側もどの商品を買うかを決めているというわけです。
これで、お店側は、お客さんが商品を買ってくれ、かつお店側も利益を追求しながら、値段を決めていけるわけです。
これが、今の資本主義社会システムとして現代社会に成り立っているわけなんですね。









今の社会で経済学は通用するの?

ここまで見ていくと、私は疑問にならざる負えない点があるわけです。
それは、そもそもお客さんは”お金”だけを見て商品を買っているのか?ということです。
もし、人間が合理的な動物として生きていて、
お金を節約するためだけに商品を買うならわかるのですが、そんなわけはないでしょう。
少し高いものを買ってよりいい商品を買う。
友達がおススメしたから買う。
なんか一目ぼれして買う。
子供が欲しいというから買う。
具体的に上げただだけでも、こんなに例外があるわけです。


さらに、私達の社会は昔と比べてより便利になりましたよね。
昔に比べたら、生活に不便さはないので、
商品が欲しいという欲求はなくなってきているといえるわけです。
つまり、私達は昔より”お金”に価値を見出さなくなっているのではないでしょうか。
確かに、貧困な方はいるだろうし、お金があればあるだけ良いというのは間違えありません。
しかし、この”お金”のために時間をたくさん割くという生き方では満足できない人が増えているように感じます。
youtuberはまさにその典型的な例でしょう。
自分の好きなことで生きていくということはもはや
お金を気にしないという生き方をせんたくするということにつながるのではないかと思います。












どう生きていくか

じゃーお前は何が言いたいんだという声が聞こえてきますが、
要は、経済学は最も根本的な議論をほったらかして、労働やお金や市場など、表面的なところばっかり、科学的に見ているわけですね。
労働の効率性は分析するくせに、
そもそも、労働する精神的エネルギーはどこから
やってくるのか。そのエネルギーを最大限に生かす働き方は何か。
こういった人間にとって本当に知りたいことは、
スルーされてしまうんですよね。
だから、私はそこに注目してこれから科学的に見ていきたいんです。
つまり、”私”という人間を通じて、
会社に働きながらそこで感じたこと、考えたことを
素直に整理しながら、でも誠実に分析して、
これからどのように働いて生きていくかを考えていく。
つまり、”実験”しながら生きていくわけです。
それが”心を科学すること”なのではないかと思います。
だからと言って、私は別に経済学はクソだと批判するつもりはなくて、
そういったことを知ったうえで学ぶと、よりリアルに経済学の姿が見えてくるわけです。
実際に、文化的に、人間的に経済学を発展させていくという学問も出てきています。
そういうことを知っていくと、
あれ、経済学もまだ捨てたもんじゃないと
思ったりもするわけなんです(笑)。











最後に、

いかがでしたか。
私も、最近経済学を学び始めたばっかりで
つたない表現もあったかと思いましたが、
私が言いたいことは、いろんな視点をもって学問するとおもろいよということです。
そう、疑問が出てこそ、矛盾が出てこそ、
その矛盾を実生活を通じて解決していく。
そして、その学問に支配されることもなく、
人間的な思想を展開させていく。
そんな生き方がスタンダードになることを願い、
祈りながら生きていきます。
次回もお楽しみに。








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