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このnoteについて 寺務員の一人語り

こんにちは。
とあるお寺に勤める、「寺務員」です。30代男性、妻と息子一人と関西地方で暮らしています。

仏教になんとなく関心があり、なんとなくのご縁から勤めるにいたって4年。
たまに東京で知り合いに会った時に、考え方が多分企業人と自分とでは全然違ってるんだろうなと思うことが増えました。

古くから受け継がれてきたものを今の人に受け入れられる形で繋いでいく、少し大仰に言えばそんな仕事です。
特段のスキルセットがあるわけでもなく、ただ自然(ここでいう自然とは人の手が入っていることが前提の、ただそれでも如何ともし難い力を有する存在、生命力を与えてくれつつ人を脅かしもする存在、くらいの意味です)のなかで身を置く時間が人よりも少し長い私が、思うがままに書き連ねることで、どこかの誰かの何かの気づきにでもなれば、と思い始めてみました。

以前もこのような記事を書いていた頃がありました。
ただ、求められる寺務員像(それも自分の中で勝手に作り出していただけだったのかもしれません)と自己像との乖離があまりに大きくなってしまったと感じ、その頃の記事は全て削除しました。

今の自分がまっさらなのか、過去の記事で書こうとしたことになんらか染まっているのか。
少なからず辛かった時期を客観視するという意味でも、定期的に書いていこうと思っています。
どうぞよろしくお願いします。


最後に、横田南嶺さんという著名なお坊さんの本にあった、個人的にいつ読んでも響く言葉で締めくくります。


鳥は飛ばねばならぬ。人は生きねばならぬ。

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