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写真嫌いを解消する

私は写真嫌いで、写真に映ることがとても嫌でした。
傍から見れば「何それ?」と思うようなことですが、私の中ではどうにかしたい問題点の一つでした。


■カメラレンズから逃げている自分


学校行事で集合写真やクラス写真を撮ったり、家族や友人たちと集まったときなど日常で写真を撮るという場面は多いですよね。しかし、私は写真を撮るとなるとできる限りその場から逃げていました。周りの人達からカメラレンズに魂を吸い取られるとでも思ってるんじゃないかと笑われるほど私は写真に映ることを避けていました。
 

■本当は“ふつうに”写真に映りたい


写真嫌いの私の行動は楽しく盛り上がっている場を盛り下げてしまう要因にも少なからずなりました。私だってみんなと一緒に映りたい…はずなのに、いざ写真を撮るとなるとなぜか自分の中でNGアラートが鳴るのです。
本当は“ふつうに”写真に映りたいのに映れないという不思議な状態をどうにかしたいと思うようになっていました。
 

■理由を探る


私はこの不思議な写真嫌いを解消するために、なぜ写真に映るのが嫌なのか自分の内側を分析しました。
そして辿り着いた理由が、
・単純に自分が嫌 
 当時私は、今の自分は本当の自分じゃないという思いが常にありました。

・自分の写真映りが悪い(と思い込んでいる)
 
つまり私が写真に映るのが嫌なのは、嫌な自分や納得のいかない自分の姿を残しておきたくないという思いから来るものでした。
 

■対処する


まず、上記理由は自分がそう思い込んでいるだけだということを自分に認識させます。単純に自分が嫌というのは写真に映るということと直接関係はありません。
 
そして、自分の中にある思いが矛盾していることを明確にします。
1.“ふつうに”写真に映りたいという思い
2.嫌な自分や納得のいかない自分の姿を残しておきたくないという思い
 
“ふつうに”写真に映りたいのだから2の思いは不要なわけですが、長年の思いをすぐに消し去ることは簡単ではありません。そこで2の思いをひとまず片隅に置いておいて、1の思いありきにします。

“ふつうに”写真に映りたいのだから“ふつうに”写真に映る…
それで写真に映った自分がどうしても嫌なのであれば、その写真を見なければいい若しくは自分がその写真を保持しなければいいのです。

自分の思いと折り合いをつけながら“ふつうに”写真に映る…
を繰り返していきました。
そうしているうちに2の思いを気にすることはなくなり、
“ふつうに”写真に映ることがふつうになりました。
 
 
 

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