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具象と抽象による自己分析と実現

自己分析するに当たっての手段だけど、抽象的な部分を具体的に、具体的な事をまた抽象的にして行くことで認識を広げる事が出来る。

例えば自分の嫌いな事について、これは抽象度が非常に高い。
嫌いという全体の枠組みを作るイメージだ。
で、嫌いな物は何かと言われれば
勉強が嫌い→勉強と言えば毎日しなければならない→つまり習慣的になにかするのがが嫌い
って感じだ。  
更に具体的にすれば機械的に何がするのが嫌いや、継続が嫌いなど、認識を広げることが出来るだろう。
就職活動などををするなら、サラリーマンのように(馬鹿にしている訳では無い)普通の会社員として働くのは苦手であるという事がわかると思う。
これは自分の性格を認識する上で交互に具体と抽象を繰り返した結果出た答えだ。
具象度と抽象度を交互に高めて行くことで本当に自分の苦手や嫌いな事がわかり、向いていない事などを知る糸口になるだろう。


あるいは勉強嫌い→どんな勉強が嫌い?→数学が嫌い→何故?→二次関数が嫌い→何故?→方程式が分からない。とかだ。 
実際にはもっと具象度を上げていくと方程式の何が分からないのか?どこで躓いているのか?が分かると思う。
そこからアプローチ方法を教師や本などで調べるといいだろう。

これは自分の性格ではなく、1つの問題を解決する手段として、どんどん具象度を高めて行くことも対象をより的確に認識するツールとして使えると思う。
意外と勉強が出来ないのは自分の得意不得意がそもそも分かっていないことが原因だったりする。
漠然と勉強が嫌い(抽象度高い)→苦手(結論)
となっているといざ勉強をするとなってもどこから手を付ければいいかわからないので、より苦手意識が生まれてしまう。
また勉強に関して好きな分野の具象度を上げていくと、その分野から勉強を好きになる取っ掛りになるだろう。

少し話が逸れたが、自己分析に関しては好きな部分と嫌いな部分から探って行くのがバランスがいいと思う。 
あんまり嫌いな部分にばかりフォーカスしていてもメンタルに良くないと思うので。
また好き嫌いからの方が取っ掛りとしては始めやすいだろう。

だが、ただ自分の好きとか嫌いとかを具体的にしていくのはあまりにも途方もないと言うか、自己分析はもっと内面の気付きだ。
自分自身気が付いていない事の言語化する作業をする事で自分の内面の輪郭をハッキリさせ、改善する方法を考える為のツールだ。
なのであくまで取っ掛りの作業に過ぎない。

実際に自分の目的を知らなければこの自己分析法も、ひいては自己分析する事にも効果があまりないと思う。
そもそも自分の目的とかこの分析法で知りたいこと、1番変えたいこととは何か?私の場合


この先の嫌な未来を変えるため


私で言うなら
嫌な過去(未来)

この先辛い恋愛とかしたくないし、恋愛で感情的になる事も避けたい。
人間関係も壊したくない。
仕事も継続してちゃんと成果を出したい。
と言ったところだ。
ここから具象度を上げると私は感情的、恋愛気質、不安定、他人との境界が曖昧、習慣化が苦手となるだろう。

恐らく直近でなにか大きな失敗をした人には理解出来やすいと思う。
そうでなくても過去になんらか今でも思い出すような失敗をした方は多くいるだろう。
そういった失敗から何が起きたのか、そして何が嫌な未来かを書き連ね、考える事が必要だと思う。

そして更にこの先にあるもの、この逆はなんだろうと考える。
さっきの逆を大雑把に書くと、恋愛しても大体成功するし、成就しなくても感情的にならない。人間関係も壊れない。仕事も問題なく継続出来る。みたいな感じだ。
なんていい未来だろう。
これらから抽象度を上げていくと、モテる、情緒が安定している。他者との境界が明確。自分の目的意識がハッキリしている。と言った感じだろうか。

あと基本無いと思うが、この逆を考える工程で良くないのは私はもう恋愛なんてしない!や人間と関わらない!みたいな考えはやめておこう。
自己分析において必要な考え方はまず自分を認識して前向きに考えを改める事に意味がある。
ここで人との関わりを断絶するような思考ではこの自己分析は意味が無いし、そもそも自分というより人間という性質上不可能ということをまず理解しないと行けない。
大多数の人は誰かの温もりが欲しかったり、誰かに期待して生きているということだけ覚えておいて欲しい。
この辺りはアドラー心理学を対談形式にした本『嫌われる勇気』を読んで頂きたい。
自分と他者の認識が読んでいるだけで変わるのが分かるはずだ。

話を戻すが、実際に起きた事実の反対をまず認識することで目的の輪郭がハッキリとして、実際に行動に移せる目的になるという事だ。

私の目的は
モテたい(モテる事で好きな人と付き合えるのに効果的だから) 
情緒が安定している(上記のに加え、自分の感情に振り回されず、状況に対して冷静でいられる)
他者との境界が明確(他人との距離感を自分でコントロール出来るようになる、結果的に人間関係で悩む事はほぼ無くなるだろう)
自分の目的意識がハッキリしている(自分の中で何が大事か優先順位がハッキリしている、結果的に仕事が出来る習慣が身につく)

あくまでこうなるだろうという目的達成した時の予想だが、これを分かっているだけでも普段の行動も大分違ったものになる筈だ。
目的の具象化を更にしていくと上記の内容が私の目的であり幸福に生きていく上で必要だと思うものと言うことになる。

日常で目的意識も無く曖昧に仕事や学業をこなしている人は結構多い。私もその1人だ。

そしてこのハッキリとした自分が来て欲しい未来について、自己分析しただけでは分かる通りなんの意味もない。(小島よしおが出てきたけど抑えてね)

自己分析した結果を踏まえて、優先順位を付けていく。
ここは自分の一番叶えたい目標を最優先してあげるとモチベーションが高いので一応は結果に繋がりやすいと思う。
ただモチベーションに頼っているだけでは恐らく私と同じようなタイプの方は続かないと思う。

習慣化させる必要があるからだ。
モチベーションだけでは人間は続かないという事は誰しも経験したことがあるだろう。
所謂三日坊主になりがちなのだ、どれだけ高いモチベーションがあっても。

なのでそれぞれ自分に合ったアプローチ方法を考えて行く必要がある。
以上が抽象と具象による自己分析法だ。
因みに全くエビデンスのない方法論でしかないからもっとちゃんとした抽象化と具象化のやり方を書いている人のを見た方がいいと思う。
その取っ掛りになれば幸いです。


次は習慣化について、は書くかなぁ。
私以外の人の方が参考になると思うから有名な著者の習慣化の方法を色々試して欲しいかな。

あと少しこの文章に関して、嫌な未来の逆の明るい未来を作る事が目的になってしまっているけれど、あくまで私はそういう自分の性格を変えていい未来にして行きたいと思っているだけで、これ自体を目的にする必要は無いです。ただ自己分析するに当たって、自己分析をする必要だと感じる人は恐らく何かしら失敗して変えたいと思っている人が大多数だと思うので、分かりやすく私も同じなので嫌な未来を作らない、幸せな未来を作るために必要な目的として記述しました。

そこから行動するかはあなた次第です。

少しばかり堅苦しい文章になってしまっているけれど、私もこういう文章を書くことが目的の一つなので許して欲しい。
でも日記では普通に脳が溶けている感じで綴って行くけれどたまには真面目に書いていくのも一興だなーと思いました。

文章を書くのが楽しいんです。

これもまた自分を知るってことなんだね。


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