仮想通貨の税金計算に便利なツール3選!!

今回は、仮想通貨の税金計算に便利なツールについて紹介します☺️

目次
仮想通貨の税金の概要
仮想通貨利用における所得のタイミング
仮想通貨の税金を計算するツール
3-1.Gtax(ジータックス)
3-2.Cryptact(クリプタクト)
3-3.CryptoLinC(クリプトリンク)
まとめ
近年、暗号資産(仮想通貨)取引がますます普及している中、仮想通貨取引で獲得した利益にかかる税金について考える方も多いのではないでしょうか!

仮想通貨に限らず、税金にはさまざまな種類や規定があるため、その詳細について細かく把握することは比較的困難です!

そこで今回は、仮想通貨の税金計算を容易にしてくれる、利便性の高いツールをいくつか紹介していきます!

①仮想通貨の税金の概要
仮想通貨投資による利益は、「総合課税」区分の「雑所得」に分類されます!総合課税とは、個人の1年間の所得をすべて合計して課税対象となるしくみのことで、合計額に対して6段階の累進税率が課されます!総合課税に該当する所得は「雑所得」以外に、事業所得、配当所得、不動産所得、給与所得、山林所得、一時所得、譲渡所得があります!

例えばサラリーマンには給与所得がありますが、暗号資産投資で「雑所得」を得た場合には、給与所得と雑所得を合算して所得税を計算することになります。税率の7つの区分は以下の通りです!

所得税の速算表
課税される所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え 330万円以下 10% 97,500円
330万円を超え 695万円以下 20% 427,500円
695万円を超え 900万円以下 23% 636,000円
900万円を超え 1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円を超え4,000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円

②仮想通貨利用における所得のタイミング
仮想通貨の場合、所得が発生するタイミングは「損益が確定したとき」となります!損益の確定とは、保有している資産を売却するなど、反対売買を行うことにより実際に生じた損益を意味します!具体的な事例で見ていきましょう!

例えば、2022年に300万円で購入したビットコイン(1 BTC)が値上がりし、2022年の年末に価格が330万円だった、というケースを考えます!

ここで実際に年末に330万円で売却したとすると、利益は30万円となり、この30万円が所得として認識されます!この売却取引が「損益が確定したとき」に該当し、所得が発生するタイミングとなります!2023年に入ってからこの1 BTCを売却して30万円の利益が生じたとします!この利益は2023年に入ってから確定したものとなるため、2023年の所得とされ、2022年申告対象の取引にはなりません!

③仮想通貨の税金を計算するツール
では次に、仮想通貨の税金を計算することができるツールをいくつか紹介していきます!

2-1.Gtax(ジータックス)
2-2.Cryptact(クリプタクト)
2-3.CryptoLinC(クリプトリンク)

まとめ
仮想通貨の税金計算は複雑で分かりにくいイメージが強いですが、今回紹介したような損益計算ツールを利用することで、簡単に自動で確定申告などに利用できるデータの取得が可能です!

なお、それぞれのサービスには独自の利点や特徴があるため、自身のニーズに合ったツールを選択し、効率よく損益計算を行うことをおすすめします!

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