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仕事の依存性から離れ、生産性以外の物差しを持つこと

余暇を楽しむために仕事をする。そういった働き方ができていない状況になっているというのが、大きな問題だと思います。

仕事の意義を感じることは間違ってない。ただ、それが人生全体を搾取し始めると危ない。仕事には中毒性も依存性もある。酒や煙草、ギャンブルと一緒だ。だから、人生が飲み込まれ始めていないか、常にチェックが必要なのだ。

チェックの一つが、仕事以外に意義深いと思える何かが常に存在するか、だ。余暇でもよい。家族との暮らしの充実もあるだろう。それが蔑ろにされ、楽しくなくなったりしてきたら、もう赤信号。仕事を減らすしかない。

「疲労社会」とは、鬱病になりやすい社会のことを指す。それは決して、外部から支配された結果、疲れるのではない。むしろ自分から「もっとできる」「もっと頑張れる」と思い続けて、自発的に頑張りすぎて、疲れてしまうのだ。

これが、仕事の恐ろしい側面なのだ。すべてが害悪なのではない。ただ、生産性こそが唯一の価値という物差しを使うようになってしまいがち。この先は地獄しか無い。

他のことに時間を使おう。楽しいこと、意義深いことに。仕事に触れる時間を減らしていけば、だんだんと良くなってくるはずだ。



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