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エッセンシャル思考で、上手に依頼を断り楽に集中しよう

色々な人からそれぞれ違う仕事をどんどん振られ、てんてこ舞いのあなた。趣味を片っ端から始めてみたけど、イマイチどれも定着しないあなた。何でも自分で引き受けると、結局どこにも進めません。この本は、選ぶ能力について良いガイダンスとなるものです。

本書の効能としては、深く一つのことに没頭するようになり、肩の荷が下り、すっきり楽になります。それでいて生産性は上がるので、言うことなしですね。まあ、1点だけ、実践する際に少しだけ人の依頼を断る勇気が必要です。嫌われる勇気と関係しそうですね。

選ぶ際のガイダンスは、エッセンシャル思考に基づいて取捨選択するというものです。

エッセンシャル思考とは

・自分にとってエッセンシャル=本質的であることだけをやる
・常に一つだけに集中する。マルチタスクはやらない
大事なもの一つ以外は捨てるし拒絶する

非エッセンシャル思考とは

言われたことは全部やる
・マルチタスクで疲弊する
・捨てれない。サンクコストを気にかけてしまう。

エッセンシャル思考の実践方法


・行動を減らしつつ成果を増やすことで、生産性を上げる
・何かを始める前に、「今やれることで一番重要だろうか。これを選ぶことで何の選択肢を捨てるだろうか」と考える
・仕事において重要性を決める基準は、①好きで②得意で③大きなインパクトを与えられるか
・サンクコストを気にせず、思い切って大事な一つ以外は捨てよう
(もし仮に今それを持っていなかったら、改めてお金を出す価値があるかと考えてみよう)
すぐに目の前のタスクに飛びつかない。やる意義やほかの選択肢についてじっくり調べる
・1日、または1週間のなかで、ゆっくりと自分の人生の本質について考える時間を持とう
・ある案に対して絶対にYESと言えないなら、NOを突きつけよう

終わりに

本書には、エッセンシャル思考の具体例がたくさん記載されています。タスクの山に溺れかけている人や、色々と試すものの続かない人は、ぜひ読んでみることをお勧めします。




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