人を責める文化をつくらない
日々税理士の仕事をしていると、いろんな会社の問題に遭遇する。
組織の問題は往々にして、すれ違いから生じる。そのすれ違いが最初は小さなものでもいずれ大きな溝になる。だからこそ、ちょっとしたすれ違いの溝を丁寧に埋めていく必要がある。
そのときに大事なのは、できる限り「人を責めない」ということ。
「罪を憎んで人を憎まず」という言葉があるけれど、ある組織の中で成果を発揮できないというのは、環境の問題もある。
マネージャーとしての能力を発揮できない人は、その立場の特性がないのかもしれないけれど、特性を生かした仕事はきっと他にある。
だからといって周囲が我慢するのがいいという訳ではないから、きちんとその仕事ぶりは評価した方がいいけれど、「人として責める」のではなく「仕事ぶりの課題を指摘する」方がいい。
人を責めることが組織の中で続くと、いつしかそれがその組織の文化になってしまう。そしていつしか自分の身に返ってくる。
それを未然に防ぐことが一番大事なんじゃないかなと思う。
人を責める文化をつくらない。
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